朝食
朝、気がついたら熊になっていた。
なんで? って思ったけど、そんな事どうでも良いってなるくらい腹が減って、腹が減って死にそう。
餌、餌、餌、頭の中は食いものの事でいっぱい。
餌を求めて彷徨く。
餌を求めて山を彷徨いていたら舗装された道に出た。
顔を上げ餌はないかと見渡したら、道路標識に『積丹町』って書かれているのに気がつく。
積丹町? って確か、猟友会が熊の駆除の出動要請を拒否している町だった筈。
って事は射殺される心配が無いって事だよな。
それに気がついた僕は、朝食は積丹町で頂こうと喜び勇んで町に向けて走った。
『ワーイ、朝からお肉食べ放題だぁー!』




