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賃貸管理の担当が「嫌ぁ!」と思った話

 今回は、これまで何度か登場している【管理会社の担当者】が「嫌ぁあああ!」となったお話です。


 ある不動産業者の賃貸管理部で働いているAさんは、担当物件の入居者から「隣室が臭い」という苦情をうけ、該当の部屋の入居者に連絡をいれますが、電話番号は使われておりませんというアナウンスだったそうです。


 そこで彼は、その部屋は保証会社から滞納があったよという報告を受けていたなと思い出しました。家賃は保証会社の口座振替だったそうです。そして、保証会社から管理会社に月一回の定期送金でした。


 滞納&連絡とれない?


 おかしい! と思い、彼は管理システムで入居者の緊急連絡先を調べますと、某国の父親の連絡先がありました。


 言葉わからんしなぁと思いつつ、とにかく部屋へと向かったそうです。


 その部屋の玄関前は、すでに悪臭がただよっていたと。


 孤独死……であったなら、まだマシだったという事案がここから……いや、少し前には始まっていたのです。


 なんと……某国出身の入居者は、勝手に帰国してしまっていたのですね。


 いろんなものを部屋に放置して。


 いろんな手続きを無視して。


 警察の立会のもと、管理用の鍵で中に入ったAさんが見たものは、大量のゴミが放置されて足の踏み場もない部屋。


 間取りは1Kで、キッチンのシンクであろう箇所には、なんだかよくわからない黒いこんもりとしたものがある。


 何だ? と思ってよく見ると、黒いものはモゾモゾと……大量の害虫が何かの表面をうごめいている!


 いやぁあああああああ! となったそうです。


 それからの苦労話は、絶対に経験したくないと思いました。


 保証会社のほうで、そういう場合でも対応可能なサービスがついていたことが、Aさんの苦労を和らげる助けになったそうですが、それでもひどい話ですよ。


 次は、警察からの連絡がスタート……というか、こちらも事案が明るみに出たということになります。


 そのマンションの担当に用があると、某県警から連絡が入りました。


 県警の用件とは、Aさんが管理を担当しているマンションの一室に、令状がとれしだい家宅捜索したいので、鍵をあけておくれというものでした。


 Aさんには当然、事件の内容は知らされません。


 心理的瑕疵案件は勘弁してよと、祈っていたそうです。


 後日、令状がとれたそうで、いついつ現地に行きますと県警から連絡があり、Aさんが管理用の鍵でその部屋を開けたそうです。


「あった! あったぞ!」


 室内で喜ぶ警察官たち。


 証拠品が出たということで、無事に捜索は終わりました。


 後に、ニュースになったことでAさんは、入居者が何をしたのかを知ったと……。


 いやぁあああああ! となったそうです。


 最後は、絶対に関わりたくないという内容でした。


 マンションの入居者から管理会社に連絡が入り、担当のAさんに繋がりました。


「悪臭が隣からします」


 はいはい、このパターンねとAさんは準備をして、まずは入居者へ連絡をいれます。


 どうせ、出ないんでしょ? と思っていたら電話に相手が出ます。


「バーニーズ賃貸管理のAです。Bさんですか?」

「はい」

「かくかくしかじかで、お住まいの階で悪臭騒ぎがありまして、かくかくしかじかで、いらっしゃる時に皆様のお部屋を確認させてもらっているんですよ。ご協力お願いします」

「いやです」


 やばいもん隠してるんか? と思いつつ、面倒くせぇなとイライラしたAさんですが、あれやこれやで話を続け、玄関で話をするだけだからということで、承諾を得たそうです。


 その日の午後7時過ぎ、Aさんはマンションに入ります。すると、問題のBさんの部屋がある2階にあがると、階段に近いBさんの部屋玄関あたりはすでに臭かったと。


 インターホンを押しました。


 Bさんが、ドアを開けます。半分ほど……ですが、Aさんは「くさ!」と思わず言ってしまったそうです。そして、半分ほど開かれたドアから見えた室内は……壁が黒というか茶というかおかしな色になっていて……Bさん自身も風呂に入っていないのかとっても臭い。


 部屋からも悪臭が……う○この悪臭が!


「ちょっと! Bさん! これはひどいですよ!」


 Aさんは怒鳴ってしまったそうです。


 なんとBさんは、う○こを部屋のクロスに塗る作業をせっせとしていたんですね。


 退去です。


 親が迎えに来たそうです。


 大学生のBさんが、どうしてそんなになってしまったのか……それはわかりません。


 ともかく、当社の保有物件ではなくてよかったと、思っちゃいましたよ


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