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詩歌集

月桜


 

 三日月浮かぶ 夜の大空そら


 三日月からのびる 白い月明かり


 暗く沈んだ街を ほんのりやさしく照らす


 その月明かりのなかを ひらりひらひら


 さくらいろのひらが ひらりひら


 月明かりに照らされながら 手のひらを三日月に向ける


 ひらりひらひら ひらはらり…


 三日月にかかげた 両の手のひらには


 さくらいろの花びらが ひとひら


 どこからどう見てもそれは 桜の花びら


 桜の時期ではない 夏の夜


 月明かりのなかを ひらりひらひら


 桜の花びらが ひらりふるる


 ああ きっと


 月では 今が桜の時期


 月に 満開の桜が咲き乱れているのだろうか


 月明かりに 両の手をのばし


 ひらりひらりと ふるる


 桜の花びらに ひとときがいやされる…










 

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― 新着の感想 ―
[良い点] ふと立ち止まって周りを見回すと。 世界は美しい物で充ち満ちているのですね。 すうぅ……。はあ~っ。 ひとつ深呼吸して、落ち着くことが出来ました。 徳さん、いつもありがとう~♪
[良い点] 幻想的な情景が思い浮かぶ素敵な詩ですね。 [一言] 何だか春が懐かしくなりました。
[良い点] 月は美しいですね(*^^*) 夏の夜空に桜の散るさまは、 とても美しく素晴らしい光景です♪ まるで、 夏の夜の夢の景色のようです(*´∀`)♪ 素敵な景色、季節を堪能させていただきま…
感想一覧
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