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⑶『飲料狂い』・・・終わりに
⑶『飲料狂い』
・・・終わりに
㈠
飲料に狂いだしたのは、もう人類が生まれてからの、太古の昔だろう。人類に水は必要だった。それは、当たり前のことではあるが、だとしたら、飲料とは何かを、定義しなければなるまい。飲料とは、人間の喉を潤すものである。また、食事などを作る時に、必要とされている物質である。
㈡
人類の飲料狂いとは、必然的に宿命に付随した。終わりのない人類と飲料との関係性は、恐らく地球が滅びても、尚、人類はどこかへと飲料を求めて生きていくだろう。水と言い換えてもいい、しかし、少しでも色彩が付いていたら、それは飲料となるから、やはり狂っているのは、飲料狂いだ。
㈢
もしも、地球最後の日に、何が飲みたいかと聞かれたら、飲みたいものは沢山あるが、毎日飲んでいる缶コーヒーと答えると思う。まさに、缶コーヒーに毒されて、依存し、依拠し、しかも、自分の意思で、自分は飲料狂いを始めたのだ。引力が無くなっても、宇宙で浮遊する飲料を、探し求めることは自明の理である。




