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西のガーミディオ① ディツ

挿絵(By みてみん)


私はガーミディオの元へいく。彼くらいしか頼める相手がいない。


自称偉大な魔法使いの彼ならば、他の仲間も寛容に見つかって、仲間になってくれるに違いない。


「偉大な魔導師ガーミディオ殿!」

なりふり構っていられない。ドアを勢いよく叩き、彼が出る前に入った。


「おま!?」

「ノックはしましたよ。貴方の都合がなんであれ、待つ余裕がなくなりました。絶対に協力してもらいます」


「……ついにやつが目覚めたか」


ガーミディオは察したようだ。

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