体感温度(二百文字お題小説)
お借りしたお題は「体感温度」です。
田守優子は私の親友。
その優子に心を惹かれている北野一義君が連絡してきた。
優子がまた食事の誘いを断わったらしい。
頭はいいのに、男心がわからないアンポンタンね!
私は北野君とカフェで会った。
優子の代わりにお詫びしようと思った。
「ごめんなさい。別の子を紹介します」
北野君に優子の非礼を詫びて言った。すると北野君は、
「紹介は結構です」
怒らせてしまったと思ったが、
「貴女が好きになりました」
体感温度が急上昇した。
急展開です。