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1: 毒舌男子と電波女子

どうぞ宜しくお願いします。


なお、この作品は基本的に王道展開な話です。

突飛な設定はあっても、展開はありません。



 

 宝子山未来(ほうしやま みき)


 二年C組で、帰宅部所属。

 長いストレートの黒髪が特徴の、それ以外は至って普通の女子高生だ。

 ストレートの黒髪とだけ聞くと、想像力の乏しい男は容姿の整った女を連想することだろうが、この女は別に美少女という訳ではない。

 とはいえ不細工という程でもない。ごくごく普通の容姿の持ち主だ。

 成績も普通。運動神経が良いと聞いた事はない。

 この女の持つオリジナリティある設定を挙げるとすれば、学校でも一・二を争うほどのお嬢様だという事。

 家の躾なのかどうかは知らないが、誰に対しても敬語で話すという事。

 この二点しかないだろう。

 少なくとも、俺は他には知らない。

 

 話したことがあったかどうかすら記憶に無い。

 なので、どんな声をしているのかも覚えていない。

 どんな性格なのか、趣味は何なのか、誕生日は、血液型、好みの男のタイプはなどは、知る筈もない。


 つまり、俺に何ら興味を抱かせない、何ら価値の無い取るに足らない人間だと言える。

 前述した特徴も、同じクラスという事でなければ、知りもしなかっただろう。

 人生を道に例えるとするならば、俺の道とその女の道は決して交わる事はないに違いない。


 俺にとっての、宝子山未来はそんな存在だ。

 そして、ずっとそのままの無関係な関係でいる筈――――だった。



***


 

 着席の合図と共に、午前の授業がようやく終わった。

 途端にざわめき始める周囲を他所に、俺は一人購買に急ぐ。

 何の事は無い。

 早く行かないと、一秒遅れるごとに今日の昼食が惨めなものになってしまうからだ。


 足早に廊下を駆け抜けて購買に着くと、既にそれなりの人数の列が出来ていた。

 とはいえ、この人数なら及第点を付けられるパンを手に入れる事は可能だろう。

 そのまま最後尾に並び、喧騒の中、何も考えずに自分の番を待つ。


 人の中に居るとどうしても、雑音以外の何ものでもない話が聞こえてきたりする。

 だが、かといって手で耳を塞ぐというのもアホらしいので、必然的にそのまま耳に入ってくる事になる。

 今現在聞こえているのは、俺の前に並んでいる女連中の下らない戯言だ。

 別段大きな声ではないが、真後ろにいる俺にはどうしても聞こえる。煩わしい。

 その無駄会話以外の何者でもない話の内容とは、街によく当たるという評判の占い師がいるらしい、という話題だ。


 下らない。占いなんてナンセンスだ。

 とは思ったが、実を言うと俺は当の占い師をそれなりに知っていた。

 俺が望んで知ろうとした訳では無い。あくまで偶然だ。

 昨日も顔を合わせたばかりだったが、まあその話は今は何の関係もない。


 そんな事を考えながらも、少しずつ列は前に進む。

 女達の話は、どんな事を占ってもらうかということに飛んでいた。

 アホくさい。買い終わってから話し合え、と思ったが口には出さない。

 

 やはり、というか女達の話題は色恋の話になっていった。

 いつ頃彼氏が出来るか占ってもらおう、とか。

 今の彼氏とはいつまで続くのか、とか。

 そんな事を占い師に尋ねるつもりなのだそうだ。

 

 本当に下らない。

 百歩譲ってそういう話題をするのは良いとして、この人が多い場所でするなよ、と思わずにはいられない。

 お前らの恋愛話など、こっちは聞きたくも無い。

 人の居る場で、プライベートな話をしようとする神経も信じられない。

 そもそもお前らは、色恋如何とか言う前に、もっと他にやるべき事があるだろうと思う。

 別に恋愛をするな、とは言わんがやる事をキチンとやってからやれ、と声を大にして言いたい。

 取り急ぎお前らがする必要があるのは、前に空いたスペースを詰める事だ。


 だが、そういった不満などは自分のパンを購入するまでの話である。 

 目的さえ済ませれば、こんな所に用はない。

 ましてや、女どもの色恋話やそれに対しての自分が考えたことなどは、脳の片隅からも消え去ることだろう。



+++



 俺。


 二年C組。帰宅部所属。

 視力が悪いので眼鏡をかけているが、顔立ちは整っている方だと我ながら思う。

 運動神経は壊滅的だが、成績はかなり良い方だとだけ言っておこう。

 趣味は読書・ゲーム。


 自分では普通の高校生であると思う。

 学年の成績では上位に名を連ねているので、同学年には俺を知る者は多いと思うが。

 まあ、その程度だ。

 ただ口は多少悪いのかもしれない。


 色恋には興味はないが、かと言って男好きというわけでは決してない。

 一応だが、異性の好みのタイプというもの存在する。

 もちろんそれを語るつもりはない。

 

 では逆に、嫌いな女のタイプはというと……これは大いに語りたい。

 細かく挙げていけば切がないので、これだけは絶対に許容できない、という女だけ挙げよう。


 まずは、異性の事だけにしか興味がないような女。

 四六時中、好きな男の話題をしているような女や考えている女も含まれる。

 そんな女は近くにいるだけで嫌悪感が走る。


 次に、頭の悪い女だ。 

 そんな女と話をしても、噛み合わず苛立ちが募るだけだからだ。

 別に成績が良くないとか、そういうことじゃない。頭の回転が遅い女のことだ。

 まあ、これは女に限ったことではないが。

 

 あと、いくら頭の回転が速かろうと、話が通じない女には腹が立つ。

 頑固というのもそうだし、特に、あれは何というのだったか…………そう、電波だ。

 電波系の女は絶対に嫌だ。


 以前、映画だったか、TVだったが、漫画だったかで、そういう女の存在を知ったのだが、それに対する嫌悪感はたまらなかった。

 思わず鳥肌が立ったほどだ。

 一体、彼、彼女らはどんな事を考えて生きているのだろうか。

 その脳の構造が形成された家庭環境や、要因が知りたいものだ。


 まあ、とは言っても、俺がそんな女に近づく事は在り得ない。

 そんな女とは知遇を得たいとも思わん。

 俺の人生の中で、そんな女と係わり合いを持つことは、絶対に無い筈だ。


 っと……無駄に熱くなってしまった。

 ともかく、俺はこんな男だった。



***



 購買を出て、そのまま俺はいつもの場所に向かう。

 いつもの場所とは、屋上の事だ。

 屋上は基本的に立ち入り禁止で、屋上の扉は錠前で閉ざされているが、俺はその錠前の鍵の場所を知っている。

 当然それは正規のものではなく、誰が作ったか知らんが、代々生徒の間のみで伝えられているスペアキーだった。

 

 年々その存在を知る生徒は減っているらしく、今現在では俺と他数名しかこの鍵の隠し場所は知らないようだ。

 俺やその数名は、この場所を後輩に伝える気はないので、いずれこの鍵の存在を知る生徒は絶滅するのかもしれない。

 そうなった所で、俺の知った事ではないが。


 ともあれ、今この鍵を少人数しか使えないことは有り難い。

 そのお陰で、昼を落ち着いて過ごすことが出来るからだ。

 そのスペアキーを使い、屋上のドアを開ける。

 途端に、かなり蒸し暑い空気が中に入り込んできた。


 暑い。

 先週この地域の梅雨明け宣言がされたので、当然か。


 一瞬そのまま外に出る事に躊躇いを覚えたが、意を決して外に出る。

 ここまで来て、教室に引き返すのも馬鹿らしいしな。

 そのまま屋上に出ると、その小さな敷地内に一つだけ置かれているベンチに腰掛ける。


 やっぱり暑い。

 尻は寧ろ熱い。

 じんわりと汗が滲むのを感じていたが、意図的に気にしないようにして手に持っていた小説を広げた。

 今読んでるのはハードSFに分類される、海外の小説家のSFものだ。

 かなり前に出版された小説で、既に作者も亡くなっているが、名作というものは何時出会っても名作である。という俺の持論を証明するかの如く、飽きを全く感じない。至極の一冊だった。


 その名作をどれくらい読み進めた頃だろうか。不意に小説の上に影が落ち、それにより俺は現実に引き戻されるように我に返った。

 読みながら食していた、購買で買ったパンはいつの間にか無くなっていた。

 もちろん俺が食べたのだろうが、一度本の世界に没頭すると全く周囲が見えなくなる。悪い癖だ。

 

 そんな事を考えながらも、落ちた影の正体を知ろうと顔を上げる。

 そこには、見慣れた(クラスメイトというだけだが)女生徒が立っていた。

 ただ、会話をした事はない。

 その女生徒が渋い顔で俺を見下ろしている。


 咄嗟に、ベンチの端に移動した。

 俺がベンチのど真ん中を占領しているのでそういう顔をしているのだと思ったからだ。

 俺が把握している、屋上へ入れる事を知っている生徒の一人ではなかったが、俺とて万能ではない。

 見落としがあったのだろう。

 

 そのまま女生徒から視線を切ると、引き続き小説に目を落とす。

 正直この広くない空間に、話したことのない女生徒と二人きりというのは気に障ったが、先に出て行くのも情けない。

 よって、完全にその存在を意識から除外しようとした――――のだが、どうも目の前の女生徒は俺に用事があったらしい。


「あの…………」

 と、声をかけてきた。

 だが、その後は一向に話を続けようとしない。

 ただ黙ったまま、俺を見下ろしていた。


 話しにくそうにしていたが、俺に用事があって話しかけてきたのは向こうだ。

 俺が気を利かせて話を促してやる必要などない。

 下から女の目を見上げながら、『あの』の続きを勝手に想像することで時間を潰していた。 


 そのまま五分が経過しただろうか、それにも飽きてしまった。

 そうすると自ずと俺の行動は決まってくる。

 そう、再び本の世界に入り直したのだ。

 

 どこからか聞こえてくる蝉の鳴き声をBGMに、蒸し暑い屋上で向き合う、会話もしたことも無い男女。

 そこだけ聞くと、何だか青春の一ページのように聞こえるが、実際はそんなに良いものではない。

 と言うか、苦痛だった。


 そのまま更に五分が経過した頃には、俺の苛立ちも中々のものになっていた。

 しかし、先に声を発するのも嫌だった。

 何だか負けたような気になってしまう。

 

「……あの、少し宜しいでしょうか」

 女生徒が声をかけてくる。

 やっとか。

「何だ?」

 自分が思っていた以上に、そっけない調子の声が出た。

 何でも良いから、早くしてくれ。

 その思いで、大脳から脳髄まで満たされていた為だろう。


 だが、再び女生徒は黙り込んだ。

 そのまま時が経過する。

 流石に苛立った。


「悪いが、さっさと要件を述べてくれないか?」

 今度は自分が思っていた通りの、声が出る。

 もちろん、苛立ちの篭った声だ。

 ただそれには、相手も不愉快に感じたのか、顔を顰めていた。

 

 気分を悪くして立ち去ってくれるならそれでもいい。

 ともかく早くしてくれ、もう昼休みも残り少ないんだ。

 

「では、一言だけ言います」

「ああ、早くしてくれ」


 ようやく本題に入ってくれるらしい。

 一言だけ、というのがよく分からなかったが、まあどうでもいい。


 そうして、その女生徒は一度大きく深呼吸をする。

 その後、俺に対する不快感を表情に滲ませ、お世辞にも豊かとはいえない胸を押さえながら、その女生徒は言った。



「貴方と私は、来世で結ばれました」



 ……………………何を言っているんだ、この女は?


 真剣に俺の目を見ている様からすると、今のは幻聴ではないようだ。

 そう理解すると、突っ込み所が数点思い浮かぶ。


 一つ、額面通りに言葉を受け取ったとして、何故そんな事を知っているのか? という事。

 一つ、来世なのに何故過去形なのか? という事。

 一つ、これが一番重要だが、百歩……いや一万歩譲って語った内容が正しかったとして、それを俺に告げてどうしようと言うのか? という事。

 

 どこからか聞こえてくる蝉の鳴き声をBGMに、蒸し暑い屋上で向き合う、会話もしたことも無い男女。 

 そこだけ聞くと、何だか青春の一ページのように聞こえるが、実際はそんなに良いものではない。

 と言うか、謎そのものだった。全く意味が分からない。

 こういうのも未知との遭遇というのだろうか。

 だが当然、俺の口から突いて出たのはそんな疑問ではなく――――


「なるほど……では、これで失礼する」


 別れの言葉だった。拒絶の言葉とも言う。

 まだ昼休み(読書時間)は残っているが、仕方ない。

 俺は広げていた小説を閉じ、今まで座っていたベンチから腰を上げた。

「どこへ行こうとしてるんですか!? 待ってください! まだ話は終わっていません」

 屋上のドアに向かおうとした俺の進路を塞ぐように回りこまれてしまう。

 思わず溜息が漏れた。

 

(考えを改めねばならんな……)

 普通だと思っていたクラスメイトの真実の姿を見ながら、そんな事を思う。

 俺はこんな『電波女』と交流を深めたくは無い。

 割合でいえば、九対一だ。

 無論、関わり合いになりたくないという方が、九だ。

 では残りの一はと言うと、それはあくまで研究対象としての意味合いの一だ。

 今後二度と、そんな人種に関わられないようにする為の学習目的だと言ってもいい。


「助けて欲しいんです。話を聞いてくれますよね?」

 しまった。

 余計な事を考えていたら、逃げ損なってしまった。

 電波女が(俺の中ではもう確定している)俺に更に話しかけてくる。

 俺の対応に不快そうな顔を浮かべていた表情はなりを潜め、申し訳なさそうな態度で――――

 尋ねてきたのなら、一ミリ程度は俺の心証も上がっただろうが実際はそんな様子ではなく、まるで俺が手伝うのがさも当たり前といった様子で言ってきた。

 そんな傍若無人な態度を、この俺が看過するわけは無い。

「断る」

 

 すると電波女は憤ると言うより意外そうな顔で、

「え? どうしてです?」

 本当に意外そうに聞き返してきた。

「俺が何故、君の言う事を聞かなくてはいけない」

 なので、こちらは本当に心外そうに返す事にした。


「ええと……矢向修司(やこうしゅうじ)さんですよね? 私の来世の夫の」

「……君はクラスメイトの顔も覚えていないのか? ……来世云々はともかく」

「いえ、すみません。そうですよね。合ってますよね? 良かった。では、話を聞いてください」


 話が通じない。

 やはり電波女というのは、一般の人と頭の仕組み――――とりわけ聴覚の情報伝達回路に違いがあるのではないか?

 どこかの大学でそれを研究対象に論文を書いて貰えないだろうか。

 

「私、今度お見合いをさせられる事になってしまったのです!」


 どうやら、この電波女には僅かな隙をも与えてはならないらしい。

 聞いてもいない驚愕の(別に俺は驚いていないが)事実を告げてきた。

 よほど、お見合いが嫌なのだろう。

 小さな白い両手を赤くなるほど握り締めながら近づいてくる。


 だが、それが何だと言うのか。俺には全く関係がない。

「それはめでたい。おめでとう」

 お座なりに祝いの言葉を告げ、彼女の横をすり抜けて、そのまま屋上のドアに向かう。


「待って下さい! 貴方の来世の妻が、他の人のお嫁さんになってしまうかもしれないんですよ? 心配じゃないんですか!?」 

 電波女は俺の背中に向かって、痛切な叫びを上げる。

 俺はハァと一息溜息を吐くと、仕方無しに振り返った。

「だからなんだと言うんだ? お前の話からすると、俺は『来世』の夫なのだろう? そんなことは来世の俺に頼め」

 そんなものが果たしてあるのなら、間違いなく『来世』の俺に恨まれるような事を言って、電波女に否を告げる。

 だが、電波女は俺の剣呑な声に動じるどころか、

「来世の貴方に頼むなんて事、今世に居る私が出来る訳ないじゃないですか」

 と、寧ろ俺を馬鹿にするような薄い笑いを浮かべながら、一斬りにした。


「よし、分かった。戦争だな?」

 急に現実路線を進み出した電波女に、決別の姿勢を見せる。

 まあ、俺の中では元々決別していたが。


「だから、今世の貴方にお願いしているんです。私のお願いを聞いて下さい」

「断固として断る」

「来世の貴方なら、喜んで聞いてくれたのに! 絶対私を蔑ろにしたりしませんでした!」

 だから、そんな事は(現世)の俺に言われても困る。

 だが、この女の発言に突っ込んだら負けだ。疑問を浮かべても駄目だ。

 間違いは正さずに居られない! というような偏狭的な考えは持っていないが、少しでも浮かんだ疑問は解決したくなる性格の俺には、中々手ごわい相手だと言えた。


「私、好きな人が居るんです……だから、困るんです」 

 電波女はそう言って、瞳を潤ませながらこちらを見つめてくる。

 切なげに何かを訴えかけるような、そんな表情だ。

 長い黒髪が屋上を吹き抜ける風にたなびいていた。

 見る人が見れば、それを儚げと評するのかもしれない。

 親の躾なのか佇まい自体は楚々としているので、一層そうした様は引き立っている。

 果たして電波女、いや宝子山(ほうしやま)のその哀愁帯びたその視線の意味する所は―――――



「あ、今世の貴方には全く興味ありませんので。勘違いは止めてくださいね」



 電波女(・・・・)は心底嫌そうに、そんな事を告げてきた。

(……この電波女は!!)

 誰が、そんな勘違いをするものか!! 絶対にだ!


 さっきから、勝手に爆弾(俺は別段衝撃を受けてはいないが!)発言を繰り返してくる。

(一体何だ、この女は……!?)

 俺は徐々に恐怖すら感じ始めていた。

 まるで会話の主導権を握れない。

 俺の昔馴染みにもそんな女がいるが、それとは全く違ったタイプだった。

 こんなモンスターが俺の生活圏(クラス)に生存していたとは。


 

 この女生徒――宝子山未来との初めての接触はこんな感じで行われた。

 そして、この時はまだ俺は知る由も無い。

 この女が俺の高校生活を語る上で、欠かす事の出来ない人物の一人になるなんてことは――――


この作品は、他連載の合間に挙げていきますので、

超不定期更新になると思います。

予めご了承下さいますよう、お願いします。


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