第三十章70 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)4】70/7名目の下手人【レベル7】(【女?/妾(わらわ)】)21
【仁愛】は、
「最後の勝負はなんですか?」
と言った。
【Ne】は、
『だから最後じゃねぇっつってんだろうがよ。
ぶっ殺すぞ、クソガキが』
と言った。
最初の礼儀正しさはどこへやら。
柄の悪さがにじみ出ていた。
「わたくしは今から戦闘に切り替えてもかまいませんが?
どうされます?」
『うるせぇな。
ガキに負けたままで降りられるかよ。
次の勝負は、【謎解きボックス】だ。
ここには、【100の謎】が込められている。
先に、その謎を解き、箱の中を開けた方が勝ちってゲームだ』
「貴女も懲りない女性ですね。
貴女はその謎を全て答えをご存じです。
一度開けていますね?
対して、わたくしの箱は解けない謎が込められている。
答えが存在しないので、解いても謎は解けません。
つまり、勝負として成立していないイカサマの箱という訳です。
結局、全部、イカサマを使っていましたね。
貴女の言葉には嘘ばかりです。
だから、貴女は弱いのです。
これでわたくしの3勝・・・」
【・・・です】と言い終える前に、【Ne】が、
『死ぃねぇぇぇぇぇぇっ』
と言って飛びかかってきた。
それを一撃の下に叩き伏せた【仁愛】は、
「子供を騙し、それを見破られると力づくで攻撃してくる。
つくづく見下げ果てた方ですね。
みっともない・・・
軽蔑いたします。
貴女の様な大人にはならない。
わたくしはそう誓いますわ」
と言った。
こうして、【仁愛】は、【新動塊】/【虚塊】/【Ne】を封じる事が出来た。
この様に勝利を積み重ね、【芳一】に後を託された【仁愛】達は【下手人】/【ブレィヴチ】を捕らえる事に成功したのだった。
それを見ていた、【贄喰威】の序列7位、【果愚傭秘巫女】と呼ばれる【女帝/蝶鳥】は、
『うむ。
見事な捕り物であった。
褒美を取らす』
と上機嫌だった。
【仁愛】は愛想笑いを浮かべたのだった。
【下手人】/【ブレィヴチ】逮捕の中継は以上となる。




