第三十章69 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)4】69/7名目の下手人【レベル7】(【女?/妾(わらわ)】)20
【仁愛】は、
「まずは、わたくしの一勝ですね。
次の勝負を説明していただけますか?」
と言った。
【Ne】は、
『可愛くない子供ね・・・』
と毒づいた。
「貴女のおっしゃる可愛い子供とは貴女にまんまと騙されて泣いている子供の事ですか?」
『悔しがってが抜けているわよ。
悔しがっているが。
まぁ、良いわ。
あんたが頭が良いのはわかったわ。
次の勝負もカード対決よ。
【トレジャーカード対決】。
100枚の宝が描かれた【カード】があるわ。
これを裏返して、バラバラに場に配置して、その中から宝を宣言して、その通りの宝の【カード】が出れば、そのプレイヤーのものとなる。
外れれば相手のターン。
めくったカードは相手はわかるから次のターンでは答えられてしまう。
そう言う勝負よ。
これも分かり易いでしょ?』
「それはルールとして成立しているのですか?」
『どういう事?』
「お互い交互に宝の【カード】を宣言してそれを当てるゲームだと、外れればお互い【カード】を1枚1枚取り合うだけのものになります。
それは非常に単調なゲーム展開となり、ゲームとしての面白味がありません。
せめてどんな宝の【カード】を引いた方が勝ちとかそう言うルールにしないと全く面白くないカードのめくりあいが続くだけです。
それに、このカード・・・貴女は透視出来る様に細工されていますよね。
これもイカサマでは無いのですか?
イカサマ重視でゲームを考えるのですから、つまらないゲームとなるんですよ。
少しは【芳一殿】の爪の垢でも煎じて飲んでいただきたいですね。
貴女の考えるゲームは正直、面白くありません。
ゲームとしての平等性も無ければ興奮する要素も見あたらない。
はっきり申し上げてつまらないです。
それでよく、【ゲーム】で決着を付けようと思いましたね?」
『このクソガキが・・・』
「素が出ていますよ。
本来下品な方なのですね。
それよりこれでわたくしの2勝となりました。
後がありませんよ。
最後はどうするのですか?」
『ここから巻き返しがあるんだよ。
ゴチャゴチャうるせぇガキだな。
うっせぇんだよ』
「会話が成り立ちませんね」
と言うやりとりとなった。




