第三十章64 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)4】64/7名目の下手人【レベル7】(【女?/妾(わらわ)】)15
また、この【反話】はエリア事にテーマが決まっている。
分かり易く区分けすると、
【ファンタジーエリア】、
【異能力エリア】、
【勉強エリア】、
【恋愛エリア】、
【SFエリア】、
【歴史エリア】、
【神話エリア】、
【ホラーエリア】、
【スポーツエリア】、
【バトルエリア】、
【ゲームエリア】、
【発明エリア】、
などに区切られていて、テーマに添わない素材は使えない。
つまり、例えば、【スポーツエリア】で、【ホラーエリア】の設定で出てくる様な【呪物】は登場出来ないと言うルールになっている。
あくまでも【素材】として用意された【要素】の組み合わせだけで【存在/キャラクター】を作り出し、活動させると言う【世界観】となっている。
そのため、圧倒的な力を持つ、【ヴィナフェリア】の強さや特性が活かせない【反話】となっている。
【芳一】であれば、この【反話】自体を破壊すると言う手段を持つだろうが、基本的に受け身である【ヴィナフェリア】はこの世界のルールに従って、相手を捕らえるのが当たり前だと思っている節がある。
そう言う意味では上手く、【ヴィナフェリア】のウィークポイントを突いている戦術であると言えるだろう。
現に、彼女は【キャラクター設定】の段階で躓いており、上手く、キャラクターが作れないで苦悩している様子だった。
自分の力を使って作ったりするのは得意でも他者の用意した素材だけを使って表現するのは苦手。
これは、【ヴィナフェリア】に限った事ではない。
ここに集まった天才達は、自分の力で何かを生み出せる者ばかり。
他者の作った素材を使って二次創作として、作るのを得意としている者はあまり居ない。
つまり、やりにくい相手であると言う事である。
【ヴィナフェリア】は、
『やらなきゃ・・・
王子様のために私がやらなきゃ・・・』
とつぶやいた。
不安が顔に出ている。
それが何ともアンニュイな雰囲気を醸し出していた。




