第三十章58 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)4】58/7名目の下手人【レベル7】(【女?/妾(わらわ)】)09
【シェリア】対【Fe】の戦いが始まった。
【Fe】とは原子番号の26を意味する【鉄】である。
だが、この名前は、ダミーである。
本当の名前は隠している。
【NNJ】の【10番】の【真核名絶対技】を警戒して、【ブレィヴチ】は、【蝶鳥】に呼び出される前に予め、【禁断奇跡設計図/フォービドゥン・ミラクル・レシピ)】で、【新動塊】/【虚塊】を呼び出しており、すでに別の名前を与えている。
つまり、【鉄】とは全く関係ない【能力】を持っているのである。
【Fe】は、
『さぁ、出てこい、【神反話】で語られし、【超巨獣】達よ。
お前達の餌はここにある。
早い者勝ちだ』
と言った。
【神反話】とは【物語】で言うところの【神話】に当たるものである。
【反話】の【神話】だから、【神反話】なのである。
【Fe】が展開した【神反話】では、【巨大な生物達】が喰い殺しあい、その屍から数多の【反神(はんしん)】が生まれ出たとされるものとなっており、【原初の巨大な怪物達】が現れた。
その巨体はあまりにも大きく、1体1体の巨体が銀河に相当する。
その脅威を前に、【シェリア】は冷静だった。
【シェリア】は、
「大きさで勝負って事だね。
僕のターンだ。
・・・【世界観展開】/【仮想神話】・・・」
と言った。
彼女もまた、【神話】で対抗する。
【仮想神話】の中から、一寸法師の2倍程度の大きさしかない、【存在神ルトリ】を召喚した。
【存在神ルトリ】とはどういった設定か?
それは、存在しているだけで、その視界の範囲の自然を全て意のままに出来ると言うチート設定の【仮想神】である。
そして、身の回りに浮いている無数のシャボン玉の様なものを飛ばす事によって、視界の範囲を広げる事も出来る。
シャボン玉の様なものは【存在神ルトリ】の目の一部なのである。
超巨大巨獣対視界の自然物を操る神。
その戦いは壮絶だった。
表現するのも憚れるような凄惨な光景となった。
気の弱い者が見れば、吐くか気絶するかの様な展開である。
その勝負に勝ったのは、【存在神ルトリ】、つまり、【シェリア側】だった。




