第三十章57 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)4】57/7名目の下手人【レベル7】(【女?/妾(わらわ)】)08
【012番の影武者】改め、【下手人】/【ブレィヴチ】の臨戦態勢に【仁愛】達も応戦する姿勢だ。
【ブレィヴチ】が使役した【新動塊】/【虚塊】の数は、30体。
【禁断奇跡設計図/フォービドゥン・ミラクル・レシピ)】のレベル7の【ファイル】を所持しているのがうかがえる。
30体の【新動塊】/【虚塊】はすぐさま、【反話】の【世界観展開】をして、【仁愛】達部隊を30分割した。
時間の関係でその全てを中継する訳には行かないので、ここからは【ヒロイン】の【シェリア】と【フェアリア】の戦いを中心に中継して行こう。
彼女達はそれぞれ、単独で分断された様だ。
【シェリア】は、
「分断された?のか?」
とつぶやいた。
彼女の目の前に居る敵は、
『そうだ。
分断してやった。
ご主人様のため、各個お前達を潰していく』
と答えた。
それはやがて形を為し、【新動塊】/【虚塊】としての姿となった。
その敵は、
『俺は、【Fe】。
お前を殺す存在だ』
と言った。
【シェリア】は、
「冗談じゃない。
殺されてたまるか。
舐めないで貰えるかな?
僕はこれでも、【覇王杯/オーバーロード・カップ】の優勝候補だったんだから。
1人でも君なんかに負けないよ」
と言った。
敵改め、【Fe】は、
『強がるな。
震えているぞ』
と言った。
それは事実だった。
強がっては居るが、彼女と【フェアリア】は長い間、レイプや殺されそうになる恐怖と隣り合わせの生活をしてきた。
そのため、味方の居ない状況だと少々、不安が出る。
いつも、震えている。
震えながら戦っている。
そうやって生きてきた。
だが、今は、【芳一】と言う精神的な支えが居る。
だから、負けない。
彼女は前に出た。




