第三十章26 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)4】26/5名目の下手人【レベル5】(【男?/私】)05
通常であれば、【レベル4】を使っている【グェシュニ】の方が、【レベル2】と【レベル3】を使っている【10番】より有利・・・と言える。
だが、【グェシュニ】の使っているのは、劣化版である、【フォービドゥン・ミラクル・レシピ】、
【10番】が使っているのは、正規版である、【アンノウン・デストロイ】である事を考えると良い勝負をしていると言って良かった。
やはり紛い物では本家には遠く及ばないと言う事である。
【地獄界東甲】、
【餓鬼界西乙】、
【畜生界北丙】、
【修羅界南丁】、
【人界天戊】、
【天界地己】、
【声聞界北東庚】、
【縁覚界南東辛】、
【菩薩界北西壬】、
【仏界南西癸】、
は、それぞれ、独自の世界観を展開させる。
が、どれも個性が無いと言える世界ばかりだった。
例えば、戦争を題材にした世界観、
異能力を題材にした世界観、
ゲームを題材にした世界観、
など何らかのテーマとなる表現ではなく、いろんな物がごちゃ混ぜにある世界観。
誰かから盗んだアイディアをツギハギして作った様な違和感。
それが10体の【新動塊】/【虚塊】から展開されているものだった。
それは、【10番】の【真核名絶対技】に対する対抗策でもあった。
【真核名絶対技】で【真核名】を言い当てられてしまったら、存在、世界観問わず、そのコントロール権を奪われてしまう。
だから、どうとでも取れる様に【真核名】のヒントとなる様なものを誤魔化して対応しているのだ。
絶対正義である【NNJ】は、【真の強者】でも無い限り、【真核名絶対技】がクリティカルヒットすれば一発で終わってしまう。
だから、本当の核を隠して戦う必要があるのだ。
決して、面白い【世界観】が作れないと言う事ではない。
あくまでも【10番】にして対応しているのであって、相手が【芳一】や【パズル】だったら違った戦法を取っていたと言う事である。
相手によって戦い方を変える。
つまり、それだけの実力があると言うことでもある。




