第三十章21 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)4】21/4名目の下手人【レベル4】(【女?/あたくし】)14
【芳一/桃真】の前に、【主役チーム】である、【異端】のテーマを得意とする6名の【闇落ち演者】、【チーム名/裏紅導】が姿を現した。
メンバーは、
【深焉】、
【銘落】、
のダブルセンターに、
【堕殿】、
【暗病】、
【黒巻】、
【影楼】、
の6名で構成される。
全員黒いフードに黒マスク。
全身黒ずくめの出で立ちだ。
さっきまでの【主要メンバー】とはさらに違う別格・・・大物感を感じさせる存在となっている。
全員が主役を張れる器。
【闇落ち演者】の主力であるのがはっきりと解る。
【深焉】は、
『脇役は引っ込んでいろ。
ここからは主役が相手をする』
と宣言する。
【芳一/桃真】は、
「・・・【世界観展開】/【アンサー・クリエイト】/【投影身解除】・・・
【モデル】/【夢見る少年】/【サブキャラクター】/【涼川 桃真】/【世界観返還】・・・」
と言って、元に戻った。
どうやら、この後は【アンサー・クリエイト】/【投影身】以外の力で戦うつもりのようだ。
【芳一/桃真】改め、【芳一】は、
「ようやく主力のお出ましか。
お前達を潰せば、終わりって訳でもないらしいがな。
お前達が潰れれば次の【反話】がすぐさま展開される。
さて、どうしたものか・・・
ここから脱出するには・・・」
と言った。
何やら考えがある様だ。
だが、残念ながら中継時間はここまでの様だ。
【芳一】は、【世界観分析】を使い、この【反話】の成り立ちを理解し、そこから解決策を見いだす事になるのだが、そこは皆さんのご想像にお任せするとしよう。
結果として、【下手人】/【ニククラゥ】を捕らえる事にも成功するが、【芳一】の【下手人】逮捕の中継は以上となる。




