第三十章1 【アンサー・クリエイト/贄喰威(にくい)4】1/3名目の下手人【レベル3】(【男?/儂(わし)】)1
【10番】は、単独で、【下手人】捕縛の任務を受けている。
彼女は、【下手人】達が使用する【禁断奇跡設計図/フォービドゥン・ミラクル・レシピ)】の元となっている同質の力、【アンノウン・デストロイ】を使う事が出来る。
が、使用制限を受けている。
繰り返しの説明になるが【アンノウン・デストロイ】は、【レベル41】まであるからこそ、【存在】を【器】として【暴走】させないために、使用には【人形】や【ぬいぐるみ】などの【器】を使用する。
そして、【人型】となっている【人形】を【器】とするものを【禁形】、
【ぬいぐるみ】の様なものを【ぬけぐるみ】と呼んでいる。
今回の任務における【10番】への使用権限は、
【禁形】は、
【時間制限付き】の【不完全型】の【レベル1】3体、
【時間制限付き】の【不完全型】の【レベル2】3体、
【時間制限付き】の【不完全型】の【レベル3】3体、
【時間制限付き】の【不完全型】の【レベル4】2体、
【時間制限付き】の【不完全型】の【レベル5】2体、
【時間制限付き】の【不完全型】の【レベル6】2体、
【時間制限付き】の【不完全型】の【レベル7】1体、
【ぬけぐるみ】は、
【時間制限付き】の【不完全型】の【レベル1】3体、
【時間制限付き】の【不完全型】の【レベル2】3体、
【時間制限付き】の【不完全型】の【レベル3】3体、
【時間制限付き】の【不完全型】の【レベル4】2体、
【時間制限付き】の【不完全型】の【レベル5】2体、
【時間制限付き】の【不完全型】の【レベル6】2体、
【時間制限付き】の【不完全型】の【レベル7】1体、
のみである。
この後も他の【下手人】の捕縛をする事を考えると、ここぞと言う時以外に軽はずみに使用は出来ない。
【禁断奇跡設計図/フォービドゥン・ミラクル・レシピ)】は【アンノウン・デストロイ】の劣化版とは言われているが、向こうは制限時間が無い。
そう言う意味では使いどころを間違えば、不味いことになる。
彼女には、他にも、【NNJ】特有の【能力】である【真核名絶対技】と言うものを使う。
【真核名絶対技】とは【真核名】と呼ばれる【存在】の生活として使っている名前でも亡くなった時に付けられる戒名でも無く存在そのものについている存在を示す【本当の名前】をあぶり出す事により、対象者の生殺与奪はもちろん、封印や傀儡として操る事も出来るとされるものを【絶対技】と呼び、総称が【真核名絶対技】と呼ばれる【NNJ】だけの【技術】である。
これらを駆使して、捕縛、もしくは殲滅に当たるのが彼女の任務である。




