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ある雨の日にあなたとあたし、相合傘で歩く

作者: たなか

 雨浴びるくらいあたしに相合傘合わせて歩いてくれるあなた。

 明日の朝までアリみたいな足取りで歩ければなんて、浅はかでアウトなアイディアが頭から溢れてあきれ果ててしまう。

 赤信号、相槌で温かくあははとあなた。愛想笑いでもあたしは熱くなり焦って汗ばみ扇ぐ。

 アーケードで雨宿り。あの人みたいにあざとく愛くるしく甘えられればなんて哀れな憧れはあっさりと洗い流して。

 呆気なく雨上がり。鮮やかな茜色が現れてああ無情。

 ありがとうとありふれた味気ない挨拶。

 危うく溢れそうな「愛してる」は暴かれないよう青い紫陽花に預けて。








青い紫陽花の花言葉……辛抱強い愛情

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― 新着の感想 ―
[良い点] 「呪いの人形」の著者様にしては情緒溢れる作品・・・。 [気になる点] 「あ」が多いな? [一言] 縦読みかよ! 座布団10枚かつ一本取られました(笑)
[良い点] あ がいっぱいすごい 最初はタテ読みなのかと思ってスマホ横にしてワンテンポ遅れて気づきました [一言] 読み終わった直後に思ったのは、なんとなく愛が重そうやなでしたw他の方が怖い想像した…
[一言] 道を踏み外さないよう加筆していただき、感謝の気持ちでいっぱいです。 そもそも、あふれ出る血液のイメージを抱いてしまったのが間違いでした。そこからは花言葉はミスリードに違いないとか、「あ」から…
2022/07/10 06:42 退会済み
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