第3戦~エレナv.s.明神翔~
「御終イニスルゾ!! 明神翔!!」
「望むところだ! 黒崎零の亡霊!! なに!? これは分身か!?」
「分身ヲ作レルノハオマエダケジャナイ。今ヤ私モ同格。コレハ山太郎トイウ死神ノチカラダ。明神翔」
「ふん、小賢しい奴め!」
「ドウヤラ、オマエノ雇用主ハ白崎創デハナカッタカ」
「黙れ!! 変質者が!!」
「変質者? 真っ白ナ髪シタオマエモ立派ナ変質者ダロ?」
「俺は変質者ではない! 俺は……」
「ナンダ? 人ナラザル者ニナッタ時点デオマエハ人デハナイ」
「黙れと言っている!!」
「自分ガ何者カワカラナクナル者ホドミットモナイ奴ハナイナ」
「黙れ! お前に何の正義が語れる!」
「正義ヲ語ル?」
「何も分からないのだろう! お前だって不本意に死んだ人間なのだ!」
「ソウダ。ダカラ私ハ悪党ダ。デモコノゲームノ勝者ハ正義デナイトイケナイモノナノカ?」
「ぐうっ!?」
「オマエガ正義ヲ名乗ルトキ、オマエモ誰カノ悪ニナッテイルノダ」
「調子に乗るな! 街を停電させたから貴様が有利になっているだけだ。この街の灯火がもどったとき、それがお前の最後だ!! 黒崎エレナ!!」
「オマエガモツカ、私ガオマエヲ殺スカ。運命ヲ決スル時ダ!! 明神翔!!」
∀・)はい。こちらはもうかなり原作から引用していますね(笑)ただ原作よりも翔が善戦しているように思えます。また彼が掲げる「正義」もちょっと明確になっているような。本作で描かれる場面はあくまで本作のパラレルワールドとしてのモノになりますので。このあと……原作とは違う結果がまっているのかもしれません。次回は野神修也v.s.西園寺明日香、野神修也v.s.明神翔、西園寺明日香v.s.明神翔の巻でお送りいたします。




