番外・魔物紹介
今作で名前が出てきた魔物の紹介です。
重要な情報はないので飛ばしていただいて構いません。
神獣
今作の主人公で、最強の神獣。名前はまだない。
真っ白い鹿の見た目をしており、体高が2m程と魔物にしてはすこし小さめ。
最強だけど自分から戦闘を仕掛けられないという制約がある。
百肢巨人
10m程の、単眼の巨人。
百肢と名が付いているものの、8対8の16本しか腕が生えていない。
強いが、まだギリギリ人間が戦える範囲。
特殊能力は無く、ただただ脳筋。
コカトリス
1m程の鶏にトカゲの尻尾が生えた姿の魔物。
つついたものを石化させる能力を持つ。石化したものは自由に砕ける。
石化し、砕いた破片を餌とする。だが動いている生物を見ると本能で襲いかかってしまうため、腹が減っていないと砕いたまま去る。
ロック鳥
2m程の巨大な鳥。
本作では瞬殺されているが、鳥系の魔物では最上級レベルに強い。
風の魔法を扱い、それによって自らを加速させる。
実は島以外にも生息しているが、島以外では標高1000m以上の場所に住むため、見た人はほとんどいない。
世界蛇
全長100mを軽く超える蛇。
地下の奥底、世界の核の近辺に巣を作る。
自らの巣に尻尾の先端を切り離し保管する習性がある。これは、絶命しても尻尾が残っていればそこから体が生えてくるため。
目を合わせた者に毒麻痺幻覚などを起こす能力を持つ。
グリズリーキング
3m程の熊。
とても鼻が良い。
グリズリー系の魔物で最強。
脳筋。
陽光
光の姿の魔物。なので倒すことは困難。
姿が見えないためニーズヘッグより厄介。
だが縄張りに侵入しなければ襲ってくることはない。
双頭狼
頭が二つある黒い犬。体高は1m程。
右の頭は毒霧を吐き、左の頭は炎を吐く。
片方の頭が倒されると途端に弱気になり、逃走しようとする。
大陸にもいるが、環境によって強さが変わるため大陸のオルトロスは島の程強くない。
慟哭
幼い子供の姿を取る魔物。性別は両方確認されている。
子供のように泣きじゃくっていて、その声を長時間聞くと最悪死に至る。
大陸でも確認されていて、島に近い砂漠地帯に生息している。
本体は弱い。
地竜ヴォルカン
三千年前に世界中で同時に噴火を発生させた魔竜。
ニーズヘッグが三匹集まっても勝てないくらい強い。
背中は硬い鱗に包まれていて、モース硬度で表すと16くらい。
燃費が悪いので、大量に食べるために腹は柔らかい。
今作では寝起きだったのと結界が張ってあったので全力が出せなかった。
ちなみに最後倒れた理由は、腹のなかに残った土槍の魔力が暴走で爆発したから。