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盲目少女の転生記~聖女へと至る道~  作者: 海・海
第1章:エルフの村
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第3話:ダークエルフ

私は2歳になった。今私は・・・牢獄にいる。


ガチャ


「飯だ」

「あう~」


今飯を届けたのはエルフだ。名前はわからないからAと呼ぶ。さて、まず私がなぜ牢獄に入れられているのかだが、それを話す前に少しこの世界の種族について説明しよう。


まず、人間について、これは地球人とほぼ変わらないといっていい。中世ヨーロッパ風の文化になっていて、あとは髪と目の色が違うくらいだ。

東にあるワという国は、江戸時代の日本とほぼ同じ文化で、黒髪黒目はめったにいないが、着物、刀、日本食もある。

食文化は異様に発展していて、聞いた限りでは現代日本にも引けをとらない。


次に、獣人について。これは太古の昔、この世でも無類の強さを誇った神獣と呼ばれる獣が知恵と引き換えに身体能力が退化したものと言われている。

人にケモミミと尻尾がついた姿をしている。会えばぜひモフモフしたい。


次に、エルフについて。これは長い耳と長寿なところが特徴だ。

あと、精霊との親密性も高く、大気中の精霊に働きかけ、力を貸してもらう精霊魔法を得意としている。自然を愛している。


次に、竜人について。これはドラゴンが大きすぎる体を何とかしようと長い年月をかけた進化の果てだといわれている。

人間に小さい角と、所々うろこが生えた姿をしている。ブレスも使えるらしい。


次に、魔族について、これは紫色の肌、頭の横に生えた角、蝙蝠コウモリのような羽が特徴的だ。

例外もいるが、ほとんどは人間と敵対している。


精霊についても説明しよう。精霊は、体がほとんど魔力で構成されていて、大気中の魔力を消費して生きている。下級精霊、中級精霊、上級精霊と階級があって、下級精霊は小さな光の玉のような姿で、知能はほとんどない。

中級精霊は、人間の子供並みの知能があって、フィギュア並みの大きさの子供に、2対2のトンボの羽が生えたような姿をしている。

上級精霊は、小学生に透明の大きな蝶の羽が生えたような姿をしていて、知能は人間の大人並み、その力は天変地異を引き起こすという。


最後に、私たちダークエルフについて説明しよう。定番な設定では、ダークエルフは褐色の肌のエルフのことだがそんなことはない。

この世界のエルフとダークエルフの違いは適正魔法だけだ。動物に例えると、ダークエルフはエルフの突然変異や特殊個体のようなものだ。エルフが水、土、風、光の魔法が得意なのに対し、ダークエルフの得意な魔法は炎・雷・氷・闇。

話が変わるが、みんなは水や土と聞いて何を思い浮かべる?私は山や湖を思い浮かべる。では、炎や雷は?たくさんの木々が燃える姿が思い浮かぶ。

説明したとおり、エルフは自然を愛している。だから、自然破壊的なイメージを持つ属性が得意な私たちは邪悪な存在とされ、差別される。

だが、エルフの中にも魔法の違いだけで差別はかわいそうだという意見も出て、結果、3歳まで牢獄、8歳まで独り立ちできるよう教育し、そのあとは村を追放という事になった。


以上が、私のスキルを使って調べた結果である。


こんな差別は反対だが、早く村を出れるのは好都合だ。早く旅に出てこの世界を見て回りたい。それまではこの扱いにも耐えるとしますか。

あっ、ご飯食べよ。いただきま~す。

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