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扉の向こう

「教授 大井教授の学生がいらしましたよ」


返事がない


「どうしたのかな 携帯に掛けてみますね」



早坂さんはスマホを取り出して電話をかけた


「あれ」


部屋の中から電話が聞こえる。


「おかしいな 寝ていらしてるのかな」


「教授 教授 空けますよ」 部屋には鍵が掛かっていた


「どうしたのかな 中にいらしてるんだろうけど」


早坂さんはまた携帯を手にする


部屋から携帯の音が聞こえる


「どうしようかな」


「どうします?」僕は聞く



「うーん 合鍵が有るんですよ それを取ってこようかな」


早坂さんは合鍵を取りにいった


僕と篠崎は残された


「教授どうしたんだろうな」


「携帯を置いてどっかに言ったのかな」


そこへ早坂さんが帰ってきた


「じゃ 空けますね 教授いらっしゃらないのかな」


早坂さんは部屋の鍵を開けて中に入っていった


僕らは外で待とうとした。だが


「きゃー」早坂さんの悲鳴が響いた


中を見るとそこには椅子に座り突っ伏した秋山教授の姿が有り

其の背中にはナイフが突き刺さっていた。

ぴくりとも動かない


早坂さんは口に手を抑え 篠崎と僕は立ち尽くしたままだった

教授はどう見ても死んでいるように見えた。

こんな場面に出会うとは


しばらく呆然としていたが やがて はっと気が付いた


「早坂さん 救急車 後 警察」


僕は言った。


やがて救急車と警察のサイレンが響き部屋のソトは野次馬でいっぱいになった。





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