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7.レイは大物貴族!?

更新遅れてすみません!

あと、ブクマ件数100を越えました!

めっちゃ嬉しいです(^^)ありがとうございます♪


今後ともよろしくおねがいします\(^o^)/



「おっ、レイ坊じゃねぇか!」


威勢の良い声を放ったのはこの街の衛兵だ。

僕が住んでいる街は『城塞都市クート』といい、ワイルド王国の最も西にある。

アイブリンガー家は居住区画の平民区画を抜けた先にある貴族区画をさらに抜けた先にある特区画に存在する。

・・・・・・といっても領主と僕らしかいないのだが・・・

しかも門からやたら遠いから、僕的には嫌なんだよね!


「ただいま!」


というわけで帰宅~。


「レイ~!おかえり~!」


と帰って早々、金髪碧眼の美男子に抱きつかれた。

・・・・・・いや!そういうのじゃないから!決してホモなんかじゃないぞ!

ミリアは屋敷のでかさと敷地面積に驚いているらしい。門の前で呆然と僕らの家を見ている。


それより・・・


「お兄ちゃんただいま!」

そう、この金髪碧眼の美男子は兄のレンだ。

身長180㎝だ!まだのびてるらしい。羨ましい!


「むっ!どうやら戦ってきたみたいだね!」

「えっあっ、うん!盗賊とね」


何でわかんの!?

まあいいか。今は薬が先だ。


「それよりお兄ちゃん!リポビタンW ってまだあったよね?」

僕がこれを初めて聞いた時、おもいっきり吹いてしまた記憶が蘇ってくる。

・・・この世界は本当にツッコミどころ満載だな!


「あるけど、どうしたんだい?」


事情説明中・・・・・・


「人を助けたのかい!?レイは偉いなぁ!」


レンの第一声がそれだった。ついでに頭を撫でられた。

レンはレイシスが出てった一月後に帰ってきた。

どうやらレンの魔法の才能は凄まじいらしい。そこで国王から宮廷魔法師の誘いがあり、もろもろの手続きをして時間がかかったようだ。

宮廷魔法師とは、国のお抱え魔法師だ!

まあそのまんまだね!レンすげぇな!?


閑話休題


「そういうことなら取ってくるからそこで待ってな」

ウィンク付きだぁ!くそっ!絵になるな!?



それにしても・・・

「お~いミリア~。君はいつまでそんなところに突っ立っているつもりだい?」






私はミリア。ダークエルフの孤児で年は6歳です。

私は今日、女の子みたいな男の子に盗賊から助けられました。

男の子の名前はレイ。年は私と同じかそれ以上だと思ってたのに聞けば5歳という。

年下に助けられたと思うと少しショックだった。

けれどもそれは今はいいのです。

髪や肌の質から貴族だとは予想していたが、


まさか。まさかまさかまさかまさか・・・・・・


あの(・・)アイブリンガー家だったなんてええぇぇっっ!!


アイブリンガー家とは、剣を極めた者『剣聖』が魔大陸での修行中、とある竜と遭遇し決闘をした。闘いは苛烈を極めたが、遂に剣聖が決闘に勝利した。そのとき、竜の体が光り、現れたのは頭部に角がある絶世の美女だと言う。彼女は自らを竜王の娘だといい、自分に勝った剣聖に惚れ、プロポーズをしたらしい。剣聖はそれを了承し、二人は幸せに暮らしたという。


そして竜を惚れさせた剣聖の名を・・・


レウス・ヴァン・アイブリンガーと。


これがアイブリンガー家の始まり。

もはやレウスは生ける伝説と言われていた。

そして彼は・・レイの本当の名は・・・


レイ・ヴァン・アイブリンガー。


生ける伝説の息子であり、竜王の孫。



(どどど、どうすればいいのぉーー!?!?)


そんな大物とは知らず、失礼な態度をしてしまっとかもしれない。


大貴族に逆らえば、最悪不敬罪で捕まる。アイブリンガー家は男爵位だが、その発言力は侯爵や公爵クラスということは有名な話だ。

ミリアが考えにふけっていると、


「お~いミリア~。君はいつまでそんなところに突っ立っているつもりだい?」


ううぅ。もうどうにでもなれ!!


ミリアは考えるのをやめ、屋敷の中に足を踏み入れた・・・


数分後、レンが戻ってきて、


「お待たせレイにミリアちゃん!」


と言ってリポビタンW をレイに渡した。


「ありがとう!お兄ちゃん!」


僕はミリアに「教会までおくるよ」と提案した。

遠慮するミリアをおしきり、僕らは屋敷をあとにした・・・




次回で五歳回終了です。

本当はもっとテンポよく行きたかったのですがw

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