2.僕チートすぎだろっ!
詰め込み過ぎた感が書いてからしました。
僕こと佐藤 黎は異世界に降り立ったはずなんだけど、いきなり問題に直面していた。
目が開かないし、首に力が入らん。もしやこのまま僕は植物状態になってしまうのか・・・
「おぎゃぎゃぎゃぁぁあああああ!!(そんなの嫌だぁぁあああああ!!)」
「おめでとうございます!とっても元気な男の子です!」
いやいや。よく考えたら転生じゃん。何を慌てていたのだろう。ちょっと恥ずかしい(照)
それにしても、あとどのくらいでまともに声を発っせるようになるのだろう?てかアルに性別言うの忘れてた!良かった~男で。
さて、一度言ってみたかったセリフでも言いますか!
「おぎゃあぎゃ、おぎゃぎゃぎゃー!!!(目が覚めると、体が縮んでしまっていた!!!)」
そうだよ、まだAKACHANだったよ!おぎゃあしかいえないじゃん!てか目覚めてないし!目開かないし!
まぁそんなこんなで騒がしく僕は産声を上げ、この世界に無事誕生しました。
一週間後・・・・
やっと目が開いたよ!僕って開くの早かったのかな?まあそんなことどうでもいいや!
「レイ~。ママでちゅよ~」
そして僕は綺麗な青髪をもつ美女に抱き上げられた。角はえてるけど。
「レイ。パパもいるよ!」
そう言って茶髪の優男風のイケメンが目の前にきて、その剣タコがあるゴツゴツした手で頭を撫でてきた。いやいや、痛いから!
「おぎゃあああっっ!」
泣いてやった。
「ちょっとレウス!あなたはいつもいつも撫でるときは優しくっていってるでしょ!」
「す、すまない・・。」
っと、ここで僕の両親を紹介しよう!まず、青髪の角美女の名前はアリス・ヴァン・アイブリンガーこと僕の母上なんだよね!最初見たとき思わず見とれてしまった。ちなみに竜族だ。あれ?僕って純粋な人間じゃなくね?
次にレウス・ヴァン・アイブリンガーこと僕の父上は『剣聖レウス』と呼ばれるほどの名剣士らしい。僕ってとんでもないサラブレッドじゃん!
そういうわけで、そんな2人の間に産まれた僕は半竜人となったわけさ。迫害されるか?と思ったけど、どうやらまったくされないらしい。むしろ貴き竜の血が入ってるということで、一部では神聖視されるんだとか。もちろん、全部が全部、そうではないわけだが。
でも僕は人間にも竜にもなれるので、半竜人というのを気に入っている。・・・竜化って憧れるよね!
閑話休題
両親が僕をキスの雨で涎だらけにして、部屋を出てった後、いよいよあれをすることにした!あれって何って?いやいやあれだよ!あれ!
というわけで、ステータスオープン!
レイ・ヴァン・アイブリンガー(佐藤 黎) 半竜人
Lv. 1 男 0歳7日
ボーナスポイント:100000
称号:元天才軽業師 月の女神の友 竜王の孫 転生者 剣聖の息子
職業:―
HP:103/103 MP:500000/500000
STR:53(+30)(-82)
DEF:56(+30)(-85)
VIT:57(+30)(-86)
INT:79
DEX:102 (-101)
AGI:106(+30)(-105)
スキル:
軽業Lv. 4
殺陣Lv. 3
片手剣術Lv. 2
両手剣術Lv. 1
棒術Lv. 1
拳闘Lv. 3
竜の息吹きLv. 1
バッシブスキル:
竜の成長補正
身体強化Lv. 3
成長限界突破
ユニークスキル:
魔剣創成
水氷魔術
竜化
なななっ!?なんじゃこりゃぁぁあああっっ!!!
色々おかしいよね!?何竜王の孫って!?竜王の娘ってうちのマザー凄すぎだよ!?
あっ!月の女神の友ってめっちゃ嬉しいw
てか前世を既に上回るステータスなんだけど!?
よし!順に説明してこうか。
まず、MPが異常なのは寿命=魔力だからなんだよね!村人の成人男性のステータスは以下の通り・・・
HP:100/100 MP:100 /100
STR:20
DEF:20
VIT:20
DEX:20
INT:20
AGI:20
こんな感じ。これみると単純に僕って50万年生きられるね!
・・・いや確かに寿命長くとは言ったけどせいぜい200年くらいかなと思ってたよ!
まあいっか。
ステータスが上がってんのは身体強化のせいだろう。
逆に下がってるのは赤ん坊のためだろう。
INT以外が1だし。
竜の成長補正は成長が早まる。なんでも竜の成長は早いんだとか。だから竜=強者らしい。
成長限界突破はLv. 100を越えられるらしい。人間や動物、下位の魔物は成長限界がLv. 100でカンストしてしまうらしい。稀に超越する奴もいる。
魔剣創成は魔力《MP》とイメージによって魔剣を自由に作れる。
水氷魔術は母上の遺伝で水や氷の魔術適性が異常らしい。
竜の息吹きはブレスだよ!ブ・レ・ス!この場合僕のブレスは水氷系の属性になるんだって!
いや~、これから楽しみすぎる!!!
本題を忘れそうになった。そう!僕はボーナスポイントを振り分けようと思ったのさ!ボーナスポイントとは、ステータスやスキルのLvを上げられるという優れものさ。本来はLvが上がると5ポイントもらえるんだけど、何故か僕は100000もあるのだ。
・・・たとえ前世でLv制度があってもありすぎだよね!?
まあ、あるなら使おうホトトギス。
つーわけで振り分けました!はやっ!
レイ・ヴァン・アイブリンガー(佐藤 黎) 半竜人
Lv. 1 男 0歳7日
ボーナスポイント:43200
称号:元天才軽業師 月の女神の友 竜王の孫 転生者 剣聖の息子
職業:―
HP:10103/10103 MP:500000/500000
STR:5053(+50)(-5052)
DEF:5056(+50)(-5055)
VIT:5057(+50)(-5056)
INT:5079
DEX:5102 (+30)(-5101)
AGI:5106(+50)(-5105)
スキル:
軽業Lv. 4 →Lv. 5
殺陣Lv. 3 →Lv.5
片手剣術Lv. 2 →Lv.5
両手剣術Lv. 1 →Lv.5
棒術Lv. 1
拳闘Lv. 3
竜の息吹きLv. 1 →Lv.5
バッシブスキル:
異世界言語
竜の成長補正
身体強化Lv. 3 →Lv.5
成長限界突破
ユニークスキル:
魔剣創成
水氷魔法
竜化
次のスキルLv×100ポイントを消費するとスキルLv.があがる。ボーナスポイントは鍛練によっても獲得できる。強者はみんな鍛練してるんだろうな~。
ステータスは1ポイントで1上がる。今回は5000ずつ振っといた。
HP には大量に振った。だって死にたくないもの!!
一応MPにも振り分けることができるが、ぶっちゃけ僕には不要だね。
念のため補足しておくが、MPに振っても寿命は伸びない。上限は人によって産まれた時から決まっている。世知辛いなっ!
さてさて、まずは首動かせるようにしないと。その後は声だ!そして僕は一年後には立って見せるぞ!
3ヶ月後・・・
「ふはは!僕はやったぞ!」
言葉が話せるようになりました!しかしまだ舌ったらずだ。
ちなみに両親には話していない。当然だろう!いきなり生後3ヶ月のバブちゃんが
流暢に話しだしたら引くだろう!?
そういうことさ。あっ!首はとっくに動かせるようになったよ!余裕余裕。
あと、僕には兄と姉が一人ずつ居たようだ。
兄が一番年上、二番目が姉、最後に僕。
つまり僕が末っ子というわけだ。
二人とも優しくてスゲー美男美女だった。否、美少年美幼女だった。
兄はレン・ヴァン・アイブリンガー。12歳金髪碧眼の純人間だった。
姉はレイシス・ヴァン・アイブリンガー。9歳赤髪赤眼の半竜人。
どうやら必ずしも半竜人にはならないようだ。どうなってるのやら?
二人とも僕には優しいが、年が近いせいか、結構ケンカをしてその都度兄が負けると言うのを繰り返している。・・・・・・姉恐るべし(ガクブル)
閑話休題
最近僕はハイハイに挑戦中だ!これがなかなか難しいのだ。くぅっ!
まあ、竜化すれば走ることもできるけどそれでは意味がない!
人の姿でハイハイし、立ち、走りたいのだ!
「レイ君頑張れ~。」姉が応援してくれた。
めっちゃかわえぇぇ!!!
その一月後・・・なんとか出来たわ!
さすが僕!やれば出来る子!!!
いやー。やっと物語に進めますw