お父さんの死
見田宗介(みた・むねすけ、1937–2022)は、日本を代表する社会学者であり、東京大学名誉教授。現代社会の構造や人間の心性を、詩的かつ明晰な独自の視点で分析した。
また小説家としても活躍をし真木悠介名義で作品を描いた。
代表作には『現代社会の理論』、『気流の鳴る音』がある。
代表作である「気流の鳴る音」は30年前の作品である。
アメリカ先住民の知恵(ドン・ファン物語)を手がかりに、現代文明の合理主義や管理社会を批判し、人間本来の生命力や感性を解放する「別様の生き方」を構想させ「どう豊かな今を生きるか」を考察した本だ。
この本を読んだことであることを思い出す 身内の死である。
天寿を全うしたともいえるものではあったが、家族の存在の不在は今も悲しい。遺影に花や好物を供え、手を合わせている
生きているときは「食っちゃ寝」の姿に「いいご身分」と嫌みを言うこともあった 必死で働いた給料が「ただ生きているだけ」の者に消えていくのは気に食わなかったからだ。
最後はなにもできなかったがだが、自分を癒やしてくれる 助けてくれるそうした姿に教えてくれることも多かった。
介護疲れにより 精神が崩れ 挙句の果てに虐待や殺すというニュースが多くなった。
介護するものがいな老々介護の状況もある。
こう思うようにしている 高齢になるにつれて赤ちゃんになると思えば気が楽かもしれない
昔のような「かっこいいお父さん」の姿を目に映すからイライラするのだと思った。
最後は生きているかもわからないまま静かに天に昇った
お父さんがどれだけ自分の死を理解しているのか分からない。しかし 今を全力で生きた証は必ず私の心に勇気をもらう。




