第77話 おっさん、お姉ちゃんと
朝、2つの裸体というか4つの乳に挟まれた状態で目を覚ましたことで今の状況を思い出した。
ゆうべはお楽しんだんだった。
なんか、ミヤがどんどんおかしな方に行っているんだよな。
俺から初々しさが消えてしまっていることを嘆いている。
アレはAIの演技指導の結果なんだが、当のミヤは忘れられないらしい。
そして何回か前、あんまりしつこいミヤに、
「演技でいいならやってやろうか?
シラフの時にまで要求したり、からかったりしたら二度とやんないけど」
と譲歩してしまった。
コスプレぐらいの気持ちだったんだ、メイド服着せて御主人様呼ばせるみたいな。
演技とわかってても男はアレで喜ぶからな。
そしてミヤも演技でもいいらしかった。
ここ何回かはずっとそれだ。
そして昨日なんかは、
「ねえ、お姉ちゃんって呼んで?」
実際ミヤのほうが年上ではあるしプレイでって話だから別にいいんだが。
それでも一瞬ちょっと引いてしまった。
本人的にはさらっと普通に言ったつもりなんだろうが、目がガチだし態度にもなんか焦りやら緊張やらが隠せていなかったし、そのせいかもしれない。
ミヤはかわいいし、俺も好きだし、ある程度の癖も受け入れられるつもりでいた。
それでも、ちょっとだけ引いてしまった。
ちょっと「えっ?」って思っちゃったぐらいだが。
そんな俺の動揺がミヤにも伝わったのか、
「あっ、やっぱキモいよね?いいの大丈夫ちょっと聞いてみただけだからホント大丈夫ごめんね」
と言って早口でまくしたてるとちょっと悲しそうな顔をしてしまった。
なにをやっているんだ、俺は。
癖をさらけ出すことはとても勇気のいることだ。
俺だったら言えるか?
彼女に、
奥さんに、
「お兄ちゃんって呼んでくれ」
と。
無理だ!絶っっっ対に無理だ!
無理に決まってる。だからコンカフェやらイメージ何やらがあるのだ。
ミヤは俺に癖を晒すということを、絶対の信頼を寄せてくれる行為をしてくれたのに
それをっ
俺は意を決した。
ミヤをこのまま悲しませておくなんてことはできなかった。
俺は部屋に逃げようとするミヤの手を掴む。
振り返るミヤ。
そして、
「ミヤ・・・お姉、ちゃん?」
上目遣いで、めっちゃかわいく言ってやった。
(さすがです。マスター。漢です)
そうだろうか。
なんならその真逆を行ってると思うんだが。
つか出てくんなよ。お前、絶対ミヤのこと好きだろ。
ポーとドイルの名前をまぜこぜにした少年探偵も真っ青な可愛さで言えたと思うが。
あ、日本語にも「つぁ」あったよ、ねっつぁ~ん(怪盗風に)。
そう言えば俺も身体は18歳、頭脳は45歳だったな。
泣きそうな、それでいてめっちゃ嬉しそうな、それでいてめっちゃ興奮した顔で俺に抱きついてきた。
その後めちゃくちゃえっっっっっっっ、した。
そして今に至る。
いや、もうちょっとあったか。
途中で「あー、ずるい!」言ってマヤも入ってきたり。
「ねえ、私も」
「ん?」
「ほら、お姉ちゃん。ね?」
マヤも言わせようとしてきたり。
言ったら言ったで、
「え、なにこれ?
え、やばい、もっと呼んで?あ、ダメ、ゾワッてくる、すごい!」
どハマリしたりしていた。
やっぱお前ら姉妹だわ。
結局その後は二人とも取り合うように俺のお姉ちゃんをやってた。
弟欲しかったんかなぁ。
そうして今に至る、と。
うん、動けん。
幸せすぎて。
本業忙しくて頭が働きません。
ということで頭使わずに書けるいちゃいちゃ回です。
もう1回だけ続くんじゃ。
あといつもどおり、作者のモチベーションになりますのでいいね、お気に入り登録、感想など、よろしくお願いします。
カクヨムでも連載中の作品になります。
https://kakuyomu.jp/works/16818093080286722080




