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第46話 おっさん、女子と宅飲み

「2人はどうなんだよ?

さぞかし経験豊富なんだろうな」


攻守交代、今度は俺から聞いてみるが、


「そういうのは女子に聞いたらダメなんだよ?」


「さっきもダメって言ったしね」


相手の防御力は高かった。

それなら敵同士で攻撃しあってもらおう。


「ずるくない?

じゃあ2人はお互いのそーゆー恋愛事情は把握してるのか?」


特に処女ビッチなこととか童貞厨なこととか。


「私は知ってるよー」


と言ったのはミヤだ。マヤの方を見てニヤニヤしている。


「マヤはこう見えてねー、」


「待って、ストップ!だめだって」


と慌ててマヤが止める。


「大丈夫だって、男の子は喜ぶと思うよー」


「ホント待って、もう!

ミヤーー?」


「ごめんって。

ダメだって、シン君。残念」


「別にいいけど」


処女ビッチなのはもう知ってるし。


「今のマヤの反応でわかっちゃた?」


マヤは不安そうに俺を見ている。

上目使いで。


「全然。彼女ずっといなくて童貞の俺には全くだな」


若干皮肉っぽく言ったせいか、


「あ、ごめんマヤ。これバレてるかも」


まあ『こう見えて』って時点でほぼバラしてるよな。

マヤこっち見んな、かわいすぎんぞ。


「いやマジでわかんないって。

マヤは?ミヤのネタなんか無いの?」


可哀想なのでフォローしつつ話題をミヤに向けてマヤに攻撃させる。


「ミヤはねー、よくわかんないんだよね。

秘密主義なの。全然おねーちゃんに相談とかしてくれないの」


処女ビッチに何を相談しろというのか。

ミヤもなんか余裕そうだ。


俺からも少しつついてみるか。


「まあ、逆ナンしてその当日家まで連れ込むような女だってのはわかるが」


「ちょっ、言い方!

最初に声かけたのは私だけど、ちゃんと2人で相談してマヤも行ってみたいってなったから一緒に行ったんだよ!

それに連れ込んだのはマヤでしょ」


そうだったのか。

とマヤを見ると顔を赤くしてちびちびとレモンサワーを飲んでいる。

かわよい。


俺はミヤに顔を近づけると、


「ミヤさん、あなたのおねーさんかいわいすぎません?何ですか、あの生き物」


「そーなんですよ、一緒に住んでる私の苦労がわかりますか?襲わないでいるの大変なんだから」


ちゃんとマヤに聞こえるようにヒソヒソ話すとミヤもノッてくれた。


「聞こえてるから!近いよ、2人とも!離れて!」


ヤバい、面白い。

マヤいい反応するなあ。


「あとミヤ言ってるのウソじゃん。襲うじゃん!」


「えっ」


俺はミヤから距離を取る。


「違っ!甘えてるだけだよ!

妹がおねーちゃんに甘えてるだけ!」


「だって、この前―」


「待って!なに言う気!?」


「なにそれ詳しく」


と、俺が言うと、


「え、きも」


とマヤ。


「変態、スケベ、童貞」


とミヤ。


「・・・」


黙って聞いてればよかった。

急に俺がターゲットにされてしまった。


というかミヤが辛辣すぎる。


実際はマヤの一撃(きも)の方が効いているわけだが。

ミヤのはなんなら全部事実だしな。


そんな感じで女子の部屋での宅飲みという楽しい時間は過ぎていった。




買ってきた酒も半分ほどが空いた頃、マヤがすりすりと座ったまま俺の方に寄ってきた。


だいぶ出来上がっているようだが。


「ねえ、アタシってかわいすぎるの?」


うっ、さっきミヤとからかった時に言ったやつか。


「さあ、どうだろうなー」


すっとぼけてみる。


「なにそれー、じゃあさっき言ってくれたのはうそなの?」


目をウルウルさせて上目使いでそれは卑怯だ。

助けを求めてミヤの方を見るがニヤニヤしているだけだ。

ミヤもまあまあ酔ってるな。


「いや、別にうそってわけじゃ・・・

まあそうだな、うん、かわいいと思うぞ」


観念して、思っていることを伝える。

実際この姉妹、普通に可愛い。

どちらも中の上は軽く超えている。


マヤなんて飲み始めてからここまでの行動や仕草がマジでかわいくて、もう愛おしいまである。


なんて思っていると、照れ隠しなのか、マヤが「うぅ~~~」と言いながら俺の胸あたりをグーでグリグリ押してくる。


マヤにすり寄られて重心が後ろに行っていた俺は倒れそうになった。


左手はついていたがそれだけじゃ支えられない。右手の缶ビールを慌ててテーブルに置き、すかさず右手も床につくことで倒れずに済んだ。


「っぶな」


と、やっているとマヤが俺の首に両手を回してくる。


俺は両手を後ろについてる状態だから何も抵抗できない。


ちょ、ま


そのままマヤの顔がどんどん迫ってきて―


「あーーーーーーー!」


ミヤが声を上げているがマヤは止まらない。


そして――


俺とマヤの唇は重なった。






本作主人公は実年齢45歳がスキルで18歳に変身している設定のため、飲酒が可能なものとしています。

登場人物の飲酒に関する発言や飲酒描写は未成年者の飲酒を容認、推奨するものではありません。

ご理解の程、よろしくお願いいたします。


あといつも通り、作者のモチベーションになりますのでいいね、お気に入り登録、感想など、よろしくお願いします。


カクヨムでも連載中の作品になります。

https://kakuyomu.jp/works/16818093080286722080

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