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第32話 おっさん、会社でも無双する

さて、現代日本での元々の俺こと伊神真(いがみ しん)の生活だが、そこまで劇的には変わっていないが、QOL(Quality(クオリティ) of(オブ) Life(ライフ))は向上した。


元々の俺の役割としては、勤めているIT企業で今までどおり働き、家庭を大事にする。


それだけである。


しかし、今までの俺は、その『それだけ』をやるのに汲々としていた。


平日は朝早く起きて、身支度を行い、子供を起こし、飯を食わせ、着替えさせ、あとは小学校、保育園に行くだけという状態にしたところで俺は出勤、奥さんにバトンタッチだ。


上の子はもう勝手に学校まで行くが、下の子は保育園への送り迎えが必要で、これは時短で働いてる奥さんにお願いしている。


そして仕事をして帰宅。


定時なら家族で飯食って子供を風呂に入れて、子供と遊んだり勉強見たりして寝かしつけまでを俺がやる。

残業があれば飯も風呂も1人で食器を洗って就寝だ。


どっちがいいんだろうな。

わざと残業して帰ってた日も少なくなかったのはここだけの話だ。


休日は子供に起こされるまで寝ていて、起きたらもうずっと子供の相手だ。


自分の時間は子供が寝たあとのスマホや読書、通勤電車のスマホくらいだ。


『汲々としている』と言ったが、別に幸せでないとは言っていない。


奥さんのことはちゃんと愛しているし、子供二人も毎日怒っているがめちゃくちゃかわいい。


休日は家族で色んなところへでかけるし、夢の国だって、国内旅行だって、そこそこ行けてる。


都内駅近のマンションを購入し、自家用車もある。


十分幸せである。


この生活のクオリティが上がったのだ。


先ずAIのお陰で、金がある。


素人が投資ちょっと勉強して運よく稼ぎました!ぐらいの、怪しまれない程度には抑えているが、証券口座の残高は今後どんどん増えていく。


味をしめて投資にのめり込んで本業より稼いでます!ぐらいやってもいいかもしれない。


あと、起業した方の俺でいくらでも稼げるから

『収納』で現金を共有しておけば使い放題だ。


現金使えるところで消耗品や嗜好品を買うだけなら税金関係で指摘されにくいからな。


指摘されにくい(・・・)だけだからな、いい子は真似するなよ!


金があれば大抵のことは何とかなる。


先ず、会社まで車で行けるし、それも面倒ならタクシーで行ける。なんなら駐車料金よりタクシー代のほうが安いかもしれない。これが快適すぎた。


電車はダメだ。

あれは人の心を壊す。


というか日本の奴隷は優秀だよな。

ムチで打たなくとも自ら箱詰めにされて働きに来てくれるんだから。


一応『転移』スキルもあるが現代では自重だ。

都内は監視カメラの無い場所なんて無いからな。


女神の部屋行く時くらいしか使えないな。

異世界なら人の目がなきゃ使えるがそれでも緊急時くらいだ。


あと、職業『IT技術者』のお陰で、会社の仕事が捗りすぎる。


なんなら、相当抑える必要があるぐらいにはシゴデキすぎる。


なので現在の俺の仕事は開発メンバーのサポートとか、教育に力を入れている。


なんせ自分の作業は秒で終わるのだ。残りは全部チームメンバーや外部折衝に使える。


なので先ず朝一で開発メンバー個別に状況確認と必要なアドバイスをしている。


そしてこのアドバイスがかなり的確なものとなっている。


そもそも開発メンバーについては、AIでこっそり適正や得意分野を分析しているため、日々成果を上げ、成長を促す最高のアドバイスが可能なのである。


まだ大して時間が経っていないから見えにくいが、今後、俺と同じプロジェクトに入ったやつは軒並み急成長していくといった結果が得られるだろう。


システム開発も顧客要望に沿って最新技術を用いた完璧なものを設計し、スケジュール内で完了させることができる。


設計段階で不満が出そうな挙動は潰し、テストはAIでシステムをスキャンすれば一発だ。

まあ、全部俺がやっちゃうと他のメンバーの経験にならんからメンバーにはちゃんと手を動かしてもらうが。


それでも俺のレビュー段階で全てのバグを除去できる。


しかも俺の作業は一瞬だ。

まあ、終わったら作業をしているフリはするが、そのときは脳内でゲームをしている。


そのゲームも課金し放題だから捗ってしょうがない。


ちなみに『健康』のお陰で肌艶も良く、髪も不安がなくなり腹も引っ込んだためか、顧客の女子社員に話しかけられることが増えてきた。


ような気がする。


まあこの俺ではっちゃける気はないんだが悪い気はしないよね。


ん?自社の女子社員?そんなの1割もいないし、今の開発チームにはいないな。

理系でシステム開発やっていきたい女子は少ないらしい。


あと現金なもんで、飲み会は全部俺が持つと言ったら参加者が激増した。

昼メシもついてくるやつ増えたし。

別にいいんだが。


それでも絶対参加しない(いん)の者もいるが別にいいと思っている。

むしろ俺はそっち派だったからな。

それで評価を下げたり、仕事で態度変えたりはしない。

なんなら自分の意見を通せるやつとして評価したいくらいだ。


そのうちメシやノミだけじゃなく、キャバでも連れてってやろうか。


それこそ女子社員いないしな。


目指すは理想の上司か?


作者のモチベーションになりますのでいいね、お気に入り登録、感想など、よろしくお願いします。


カクヨムでも連載中の作品になります。

https://kakuyomu.jp/works/16818093080286722080

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