表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/4

8話 ちょちょちょーい

こんちゃ

あのパンダめ

では

みなさんはお気づきだろうが、パンダはとんでもないくらいのミスを犯した。

どれくらいとんでもないかというと地球からオリオン座くらい。

俺が捨てたのは木の枝だ。

ナイフじゃない。

つまり俺の手元にはナイフがあるんだぜ。

「自傷スキル」は自分を自分で傷つけることによって一時的に回復力、腕力、五感など様々な身体能力を

強化するもの。

たとえナイフでもそこら辺の大剣よりも強い。

岩を割れる程度にな。

パンダが変な終わりかたしたけど、あれはあくまで俺の自傷スキルの副作用の幻影だ。

病気の幻覚とは違い、幻覚を見るのはドラゴンの方だ。

相手が最も怖かった体験を形として見せたのだ。

さすがに中ボスだけあって色んなのに殺されてたんだな。

殺されては生き返りまた殺される。

そんな性質があるのだろう。

可愛そうだ。

けど倒す。

能力の実験台になってもらおう。

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお」

足、腹、首元、そして角へと切り刻んでいく。

ざざざざざざざざざくざく…

ぶしゅううううううううううううう…

『うご…うごご…うごああああああああああああああああ!』

ピカ―――――――――――――――――――――――

光ってそして…

爆発したり、しない。

ボンッ

煙がたくさんでていなくなった。

いや、『いなくなった』というのは正しくない。

小さくなった、というのだろう。

小さな小さな女の子になった。

赤い燃えるような髪に真っ赤な目。

まさにあのレッドドラゴンを連想させるような容姿だった。

「なんてことしてくれたんじゃ。 

 ここまで切り刻まれるのは初めてじゃぞ。

 空も飛べんし、変身もできん。

 こうなったのもお前のせいじゃ、治るまでまもれ」

えええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ…

どうでした?

続きはパンダのとこで

ではまた次回~

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ