第6話 自称、自傷人間
こんちゃ
あのパンダが変な終わり方をしたせいでかなり書きにくかったです
あいつ、かなり下手だなぁ
どうやら俺はまたしても自傷に失敗したようだ。
ボスキャラでも俺を傷つけることができないとあっては、もうこうするしか。
ぐさっ
『おい…何をしている・・・?』
ドラゴンが困惑した表情で俺をみている。
それもそのはず。
この場合だと、たとえそれがドラゴンでなく、神だろうが、吸血鬼だろうが、俺だろうがこうなる。
なぜなら僕は今、自分を自分で傷つけているからだ。
近くにあった木の枝を折ってそれで自分を刺しているのだ。
ぐさり、ぐさり、ぐさり・・・
次々に自分を傷つけ、刺し傷を増やしていく。
鮮血が飛び散るばかりか、そろそろ骨まで達してしまいそうだ。
気が付くと地面に落ちている血は水たまりのようにたまっっていた。
やばいな。
頭がくらくらする。
気も遠くなってきた。
痛い、ということはないが、ただただむごい。
しかし、この貧血状態はやばいな。
だが、自分を刺すという行為はさっきと同じように行われ続けている。
もう…まず…
あれ?
どうなった?
というか、腕の傷も治ってるし。
貧血の治ってる。
下にたまった血に写る自分をみて俺は驚いた。
覚醒した、と言わんばかりに髪が金髪で、目が赤い。
そうか、と俺はすぐに理解した。
俺のこの能力は、自傷、つまりは『自分を傷つける』ではなく『自分を自分で傷つける』事によって発動するのだ。
よし、勝てる!
どうでした?
なんか、変な終わり方したけど、あいつはちゃんと書けるかな?
そのへんを楽しみましょう
ではまた次回~