2話 ばかさばいばー
えーパンダの野郎がオイラの事を「コーヒー」と略してしまいましたが、
正しくは「hot coffee」です。
当のパンダ氏はちょっと来なさい
びゅうううううううううううううううう…
しまった…
空飛んでるのはいいが…
どうやって着地すんの――――!?
くっそあの野郎、自傷フェチも死んだら意味ねーだろダボがぁ!
でもよく考えろ俺氏。
防御力メチャクチャたけーから死なないんじゃない?
それにこんな高度から落ちたらチョーつよくなっちゃったり?
そんでもってこの世界のモンスターワンパンできちゃったり?
それでこんなに思考回るってことは、これが走馬灯だったり?
ああ~~~~!?
* * *
ふー何とか着地できた。
まさか地面に着く直前で体が浮くとは。
神〇部かよ。
わかる人にしかわっかんねーなこれ。
とりまこの世界はどんなとこだ?
周りは森…人の気配なし…
典型的すぎてRPGの主人公の気持ちがスッゲー理解できるわ。
結構頑張ってたんだなぁ…あの人たち…
初期装備は…はぁ?
服着てるだけかよ!?
武器なしでサバイバルしろってか。
やれやれ。
その辺のひのきのぼうでも使うか。
* * *
ポケットの中には以下の通り。
100円ライター、ケータイ、ガムの当たり券、ヘブンイレブンのレシート。
以上。
火があるのはありがたいが、ほかは使い物にならないどころかゴミだな。
ケータイは圏外でも写真とか撮れるから使えるけど、ほか2枚はゴミ。
捨ててくか(不法投棄はいけません。絶対にやめようね♡)
パ「何をするだー」
ホ「ふはははははは!
バカめージョー〇ョー!」