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幻想郷巡り〜後編〜

久しぶりに執筆いたしました。遅れてすいません。

綺空と霊夢は守矢神社に向かった。道中に河童たちや天狗たちに出会ったりして、綺空の知り合いはますます増えていった。そして妖怪の山を登っていき、やがて守矢神社に着いた。


「ここが守矢神社よ。」

「あらあら〜霊夢じゃない!久しぶりね。そこの人は文が言ってた外来人かしら?私は東風谷早苗よ。」

「は、はあ。よろしくお願いします」


綺空は文の速さに驚いていた。なにせつい1時間前ほどに会ったばっかりなのにもう広まっているからだ。若干うろたえている綺空を見て、霊夢は


「文は幻想郷一速いのよ。しかも新聞作りはとても上手いわ」


霊夢がそういうと横から早苗が、


「確かにそうよね。しかも最近はまたどんどん記事作りが上達しているし。あ、最近は河童と協力して増刷する機械を導入したらしいわよ。だから今頃はもう主要スポットには全部配ってるんじゃないかしら」

と言った。


「へぇ〜そんなに速いんだ〜すごいんだね!」


綺空はそのことについて素直にすごいと思った。


「じゃあこれからの挨拶回りはもう手短でいいわね。もう新聞は配られているみたいだし」

「また来てね〜」


早苗がそう言ったのを聞き、2人は帰っていった。


「さ、次は永遠亭ね。そこには不老不死の人や凄腕の医者がいるわ」

「へぇ〜!楽しみだな〜!」


綺空はこれから会うであろう人たちに期待を寄せ、行くのが楽しみだった。


「ここは迷いの竹林よ。妹紅がいればいいんだけどいるかな〜?」

と、霊夢が辺りをキョロキョロと見渡していると、銀髪のここでは珍しいズボンの女性が現れた。


「あ、霊夢じゃないか。こんなところまで何用で?」

「外来人が来たからその紹介。永遠亭まで案内を頼めるかしら」

「そういうことならお安い御用だ」


「ねえ霊夢。この人がさっき言ってた妹紅さん?」

「そうよ。新聞読んでないみたいだから軽く自己紹介しておきなさい」


そう言われて綺空は

「つい数日前に幻想入りしてきた真野綺空です。これからよろしくお願いします」

と、軽めの自己紹介をした。


「そうだから妹紅。詳しいところは新聞を読んで。」

「了解。あと、私にはそんなにカチカチにならなくていいぞ。サラサラとした関係を築きたいからな」

「わかった」


そのあとは雑談でもして歩いていると、目の前には大きな和風のお屋敷があった。こんな建物なんて歴史の教科書くらいでしか見たことがないと思いながら入っていった。


「永琳〜いるかしら〜?」

「師匠は今診察で忙しいわ。何か話があれば私にして。伝えておくわ」


出てきたのはウサギ耳の制服姿の少女だ。


「あ、そこにおられるのは新聞に書いてあった外来人の方ですね。私は鈴仙・優曇華院・イナバと言います。長いので鈴仙と呼んでください」


「私は真野綺空と言います。綺空って呼んでください。これからよろしくお願いします」


両者ともに軽く自己紹介をし、妹紅に道案内されながらまた戻っていった。


「ありがとね。妹紅」

「また何かあったら呼んでくれ〜」


妹紅と別れたあとは、命蓮寺に向かうために人里方面に行った。


「命蓮寺って言うからやっぱり寺なの?」

「そうよ。そこの住民はみんな妖怪だけどね」

「えぇっ!?」


綺空と霊夢はそんな他愛もない話をし、そして命蓮寺に着いた。


「おお、白蓮!久しぶり!」

「あら、久しぶりね。そこにいるのは新聞で見た外来人さんかしら?」

「はい」

「私は聖白蓮。この寺の住職をしています。人や妖怪問わず歓迎しているのでどうぞ気軽に遊びにきてくださいね」

「私は真野綺空です。これからよろしくお願いします」

「せっかく来られたので少しゆっくりしていきます?」

「いえいえ会ったばっかりなのにそんなお世話になることは厚かましいので遠慮しておきます」

「そうですか。また来てくださいね」

「はーい」


綺空は礼儀正しい聖に好意をもった。



これで回るべき全てのスポットを巡り終わり、綺空と霊夢は博麗神社に戻った。帰りに人里で美味しい料理屋に寄って夜ご飯を食べさせてくれた。


「今日は一日中付いてくれてありがとう。霊夢」

「そんな事ないわよ。こういうのも私の役目だしね。さあさあ早くお風呂に入って寝ましょ」

「そうだね」


今日で綺空のことを幻想郷の人々が認知するようになった。明日は弾幕ごっこの2回戦だ。木亜の新しいスペルカードはどんなものだろうかと綺空はすごく楽しみだった。

これからは少し、書いた小説の直しをしていこうと思います。

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