綺空の能力はいかに!?
今回は綺空の能力探しがメインです!
紹介で言っちゃってますが…
幻想入りした日の夜は霊夢の家に泊めてもらい、ゆっくりと眠りについた。そしてその翌日……
爽やかな朝の中、綺空は目を覚ました。いつもと違う景色、少しして、綺空は幻想入りしたことを思い出した。そして霊夢のところに行った。
「おはよ〜霊夢〜」
「おはよ。綺空」
「能力探しっていつからするの〜?」
「朝ごはんの後くらいにでもやりましょうか。」
「わかった〜よろしく!」
「お安い御用よ」
2人は朝ごはんを食べ終わり、神社の境内に出た。
「よーし、ここら辺で良いわね。綺空、行くわよ。」
「ええぇー!」
綺空の前には たくさんの光る物体が飛んできた。これが霊夢の言う『弾幕』なんだろうか。避けないとまずい!最初の数十秒は避ける事が出来たが、次第に追い詰められていった。やがて1つの弾幕が当たりそうになった。
『頼む霊夢外して〜!』
そう綺空が思った刹那、本当に外れた。
『助かった…』
綺空はただの幸運だと思っていたが、霊夢は違った。
『綺空に弾幕が当たりかけた時、私の手元が狂った。そんな事は無いはずなのに…』
霊夢は能力探しの休憩をとると言った。
「綺空、弾幕が当たる直前に何か言ったり考えたりした?」
「霊夢が外してくれたらいいのになぁ〜って思った。」
「多分それよ。あんたの能力は。」
「え?」
「試しに…あっ。ちょうどいい実験台が。空の上にいるあの魔法使いに落ちろって思ってみて。」
「え?いいの?」
「いいわよ。知り合いだし。」
「じゃあ、『落ちろ』」
上空
「霊夢のところに遊びに行くのぜ!ってなんで落ちるのぜ!?」
境内
ヒュュュュュュゥ
「え、霊夢ちょっと落ちてくるよ!?」
「あらあら。かなりマジのようね。」
「え!?そんな呑気な。『落ちるな』」
ピタッ
「あ〜怖かった。急に落ちるのなんて初めてなのぜ!霊夢何やってくれてんだよ!こちとら戸惑ったんだからな!」
「あ!魔理沙ナイス。この子の能力名が分かったわ。」
「この子?あ、本当だ!私は霧雨魔理沙、普通の魔法使いだぜ!魔理沙でいいのぜ!で、霊夢その名前は?」
「『相手を惑わす程度の能力』」だと思うわ。」
今回は少し誰が喋っているか分かりにくいかもしれません。
次話から変えます!
指摘等よろしくお願いいたします。