総会
時間空いてすいません!完結は絶対させるのでお待ちしていただけると嬉しいです!
翌日、紫はメンバー全員を集めて話をした。
「昨日、結界がついに決壊して、敵陣が入ってきたわ。相手は5人だけど、相手を飛ばすことができる、相当な強者よ。みんなには心してかかって欲しいの。まだ相手は攻めて来ないけれども、いつ来てもいいように準備はいつも万端にしておいて。これからは私と藍で敵の陣営は常に見張っておくつもりだし、何か動きがあれば霊夢に伝えるわ」
「了解よ。紫」
「そして、できれば今のうちから各部署ごとには集まってもらいたいんだけど…今はとりあえず集まれるメンバーだけでいいからある程度は固まっていてくれるかしら?」
「紅魔館は広いから人数多くなっても大丈夫よ」
「白玉楼も大丈夫よ〜」
「地霊殿もかなり大きいわ」
と、主要メンバーが集まる施設の各主が言った。
「じゃあ、集まれる人はそれぞれ近いところに行って。後、永琳たちは永遠亭にいておいて。怪我用の薬を多めに調合してくれると助かるわ」
「大丈夫よ紫。そこら辺は抜かりないわ。怪我人が出ないのが一番なのだけれども」
「そうね。それじゃあ、今日の集まりはこれで解散。各自移動のための準備をしてね」
紫はそう言うと、敵陣営の監視をするためにスキマを使い、移動した」
そして綺空たちは…
「なんか急展開やなぁ」
「本当にね。私たちも早く準備しなきゃダメだね」
「早すぎてビックリしてるぜ俺は!」
「ちょっと緊張するな」
綺空たちは集まって話していたが、いつものように笑顔で明るい雰囲気というよりかは、緊迫した雰囲気にあった。そんな綺空たちを見て、霊夢が声をかけた。
「そんなに緊張する事もないわ。何しろ幻想郷の中でも相当の実力者や大妖怪がこんなにも集まっているんですもの。心配しなくても大丈夫よ」
「確かに。そう思おう!みんなで頑張れば負けるはずがないものね!」
「せやな!その心意気で行こか!」
「「おう」」
綺空たちは暗いムードから一転、顔を明るくして、来るであろう異変に対してのモチベーションはマックスだった。
綺空たちや霊夢、魔理沙、守矢神社のメンバーは紅魔館に集まった。トリックアタッカーの仲間が見当たらなくて綺空は焦ったが、文もいたのでとても安心した。
「ここに揃ってるメンバーは頼もしいわね。霊夢に魔理沙がいて、守矢神社の3人もいて、他の力のある妖怪がいて、綺空たちもいる。あなたたちが来てくれて嬉しいわ」
と、レミリアは館の主らしく寛大な態度を見せてくれた。
「そう言ってもらえると嬉しいわ」
霊夢が言った。そのあと少し談笑していると、咲夜がやって来た。
「御夕食をお持ちいたしました」
「ありがとうね。咲夜。さあ、皆さん夜ご飯を食べましょう。しっかり食べて、エネルギーをつけないと」
「ありがとう咲夜。いただきます!」
「「いただきます」」
皆が一斉にご飯を食べ始めた。
「美味しー!咲夜さん美味しいご飯をありがとうございます!」
綺空はあまりの美味しさに感動している。(実際咲夜のご飯を初めて食べたのは綺空だけである)
「あら、それは良かった。作った甲斐がありましたわ」
昨夜も自分の作ったものを褒められて嬉しそうだ。
決戦を控えているとはいえ、霊夢や魔理沙が作るこなれた雰囲気によって、綺空たちの緊張も解け、紅魔館メンバーはとても良いムードに包まれた。
白玉楼、地霊殿でも同様の良いムードになって、彼女たちは眠りにつくことにした。皆が皆、明日の平和を祈りながら。
次は戦闘シーンです(多分




