遂に決壊。相手のボス登場!?
やっとの事で制限解除されました!待たせてしまって申し訳ありません!戦闘シーンありませんでした。ごめんなさい(T ^ T)
その日の夜から動きがあった。見張りをしてくれていた藍から紫に連絡が入った。結界がとうとう破壊されるようだ。そして、外来人が入ってきたという情報も入った。
そこで、尾行には、司令塔には、千里先まで見通す程度の能力を持つ椛を、実行役には、正体を判らなくする程度の能力を持つぬえを抜擢した。ぬえはやる気がなさそうだったが、紫の真剣度合いを見て大変な状況であることを察し、引き受けた。通信は紫の能力でどうにか出来るらしいのでそれに任せた。
「こちらは椛。どんな感じですか?」
「男と思われる人影がザッと五、六人ってとこかな」
「挙動は?」
「まだ戸惑っているようね。こちらの地形がよくわかってないみたい。」
「了解。大きな動きがあればすぐに伝えてください。私も気付いたことがあればすぐに伝えます。」
「分かった」
しばらくは何事も無く尾行を続けていたが、突然外来人がその場に拠点を作り始めた。椛もぬえもそれに気付き、すぐに紫に報告した。
「分かったわ。尾行ありがとう。これから先は私たちでどうにかするわ。夜に突然呼び出してごめんなさいね。休んでくれて構わないわ」
「オッケー。帰るね」
ぬえはさっさと帰っていったが、椛は任せるのは気が重いと言い、残ろうとしたが紫に休んでくれと言われたのでそうする事にし、帰っていった。
「さて。どうするかしらね。霊夢を呼ぼうかしら。でもあの子も人間。夜に出歩かせるのは悪いわね。藍もさっきまでずっと見張っててくれてたし…かと言って一人で行ったら危険よね…」
紫は悩んでいたが、ふと一人いい当てが思い当たった。そして、スキマでその人を呼んだ。
「紫どうしたの?まさか外来人が入ってきたのかしら?」
と、幽々子は言った。
「そうなのよ。あそこを見てみて。あれが敵の拠点。私たち二人で注意しに行く?」
紫が提案した。
「危ないんじゃない?ここで私たちがやられたら後の子達はどうするの?仮にも私たちは大妖怪の部類に入ると思うのだけれど」
「確かにそうよね……でも、何かあれば私のスキマで逃げればなんとか…」
「まあね。じゃあそっと聞いてみようかしらね」
「そうしましょう」
紫と幽々子の二人は拠点に近付いて丁寧に声をかけた。
「すいません。この世界の監視をしているものなのですが、見ない顔ですこと。どうなさったのですか?」
「あんたがこの世界のボスか?」
外来人の中の一人が偉そうな口で言ってきた。
「まあ、割と大切な役どころだとは思いますが、あなたは何の目的でここに来たのでしょう?」
「俺たちでこの世界を支配するためだ」
男がそう言い放ち、紫が困惑していると
「おい!お前ベラベラ喋りやがって!」
と、他の男が割って入ってきた。そして、
「ボスを呼んでくるぞ」
と小声でさっきまで偉そうに喋っていたやつに言うと、奥の方へ消えていった。しばらくすると、見るからにボス感漂う男が出てきた。
「失礼。さっきは部下が失礼いたしました。わたくしの名は、タイガと言います。そしてこのお調子者がザンマ、割って入ったのがディータ、あと二人いるんですけど、そいつらはユンとリノと言います。以後お見知り置きを」
敵のボスは思ったよりも丁寧な挨拶をした。
「そして目的ですけれど、やっぱりこの世界を滅ぼしにきた事には変わりありません。わたくしの世界は荒れ果てた大地の作物の実らない世界なので民が飢餓に苦しんでいるのです。そして豊かな大地のこの地に目をつけたというわけです」
聞いてもいないのにタイガは語り出した。
「そんな事を聞いてはいどうぞとこの地を渡すとでも?」
と、幽々子が言った。
「まさか。そんな事サラサラ思っておりませんよ。そんな事もあろうかと、最も強力な部下を連れてきましたよ。今この間も倒そうと思えば出来るでしょう。ですが、それだとここの民の全員から恨みを買いそうですのでね。お互いに万全を期した状態で戦いませんか?」
タイガは急に提案してきた。
「まあこちらも用意はしておりました。では、和解はせずに武力行使という事ですね?」
「うむ。そうなりますね。では」
タイガがそう言うと、紫たちは拠点の入り口に立っていた。
「ねえ幽々子。今のって」
「完全に飛ばされたわね。相手は結構な強者ね。苦戦しそうだわ」
「そうね。みんな無事に勝てるといいわね」
「そうね。じゃあ時間も遅いし私たちも休みましょう?」
幽々子がそう言い、緊迫したその夜は終わった。
だいぶ間が空いてしまったので構想を練るためにまたしばらくかかるかもしれないです。ご迷惑をおかけしますm(_ _)m




