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紫の伝達

短いです。すいません。


展開が飛ばされているところがあります。ご了承ください。

「実はあなた達に話があるの」


来るやいなや、紫は綺空たちにそう話しかけた。


「どうしたんですか?こんなに急に」


なぜかが気になり、木亜は尋ねた。多分他のみんなも不思議がっているだろう。


「みんな幻想入りするときに将来力を借りるって言ったわよね?その時がもう近いの」

「えっ?それってどういう…?」

「博麗大結界の事は聞いているかしら?」


紫のその問いかけに皆が頷き、それを確認すると、紫は、


「その博麗大結界が今……というかあなたたちが幻想入りする少し前くらいから何者かによって、少しずつ破壊されていっているの。普通はこんな事ありえないんだけど、破壊の主がかなり強力らしくて、もう博麗大結界の一部分は限界を迎えて壊れてしまいそうなの」


紫の説明を聞き、一同は驚きの色を隠せず、顔を見合わせていた。


「あと何日ってとこなのかしら?」


これまで黙りこくっていたレミリアが口を開いた。


「速くて三、四日。遅くても一週間程度だわ」

「それはなかなかまずいわね」

「入ってきたらやっぱり撃退するんですか?」


紫とレミリアの会話の間に綺空は割って入った。


「場合によるわね。幻想郷の脅威とならなければ注意して元の世界に帰すし、なりうるようならば力ずくでも止めるわ」

「もしそうなるときに戦力となればいいんですね?」


木亜はささっと理解し、もうその気だった。


「そうよ。察しが良くて助かるわ。でも決して無理はしないでね。こういう“異変”を解決するのは元々は私たちの仕事なんだから」


紫のその言葉に綺空は


「全然良いですよ。こんな楽しい世界に招かれたんですから。それくらいしなきゃ」


「「綺空の言う通り」」


他の男子たちも皆、決意は同じだ。異変なんて初めてだけど冒険心をくすぐられるのか、全員目を輝かせていた。


「ありがたいわ。じゃあその時はよろしくね」


紫はそう言い残し、スキマの中に消えていった。

これからは異変に向けての話を書いていきたいと思います。応援よろしくお願いします!

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