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『わしの名は董卓(美少女)! 推しの弁当が足りぬので、クラスメイトからオカズと生命力を徴収して酒池肉林を築くことにした』(イラスト有り)

✴︎午後の饗宴ランチタイム・ハレム


熱狂する美少女親衛隊を従え、わしは優雅に、そして力強く教室を後にした。

向かうは戦場――すなわち、中庭のベンチである。


「さて、待ちに待った兵糧ランチの時間だ」


わしは席に着くなり、雪から託された神聖なる弁当箱ランチボックスを、震える手で『パカッ』と開いた。

最愛の雪が、このわしのために早起きして作った弁当。その事実に、胸がときめかぬはずがない。


「……む?」


しかし、蓋を開けた瞬間、わしの動きがピタリと止まった。

そこにあったのは、実に可愛らしい**「ミニチュアの庭園」**であった。

彩り豊かな温野菜の森。小指の先ほどの愛らしい焼き魚。そして、シルバニアファミリーの主食のごとき、慎ましやかな量の玄米。

全体的にピンク色で、非常にファンシーかつヘルシーである。


「と、尊い……! 雪の愛が、この小さな箱に凝縮されておる……!」


だが、しかし、である。


「……なまら、少ない」


『ギュルルルル……』


わしの腹の虫が、長安の雷鳴のごとく鳴り響く。

わしの胃袋は、全盛期の董卓を支えたブラックホールだ。この程度の量、前菜の前の突き出しにもならん!

しかも、弁当の隅には、雪の几帳面な字で書かれたメモが添えられていた。


『夕食は豪勢にするから、お昼はこのくらいで我慢してね♡ 間食ダメ、絶対』


「ぬおおお……! 雪よ、お前はわしを兵糧攻めにする気か!」


推しの手作り弁当という至高の喜び(LOVE)と、餓死寸前の絶望(HUNGRY)。

相反する感情がわしの内部で大衝突し、顔面が複雑怪奇な……しかし絶世の美貌であるがゆえに**「憂いを帯びた、なまら儚げな女神」**のような表情を作り出してしまった。


「……っ、はぁ……」


わしが潤んだ瞳でため息をつくと、周囲を取り囲んでいた女子生徒たちが一斉に色めき立った。


「も、持子様が悲しそうな顔を……!」


「あの完璧な美貌に、憂いの影が……なんて尊いの! 守ってあげたい!」


「持子様! もしよろしければ、私の唐揚げを召し上がってください!」


「私のタコさんウインナーもどうぞ!」


おお、なんという忠義心!

わしの前に、次々と貢物おかずが差し出されるではないか!


「うむ! 苦しゅうない! 娘たちよ、その忠誠心、しかと受け取ったぞ!」


ここぞとばかりに、わしの中の**「欲望魔王・董卓」**が前面に出てくる。

食欲と色欲に忠実な本能が、理性をぶっちぎって暴走を開始した。


「そちの唐揚げ、なまら美味そうであるな……あーん、せよ」

「へっ!? あ、あーん……ですか!?」


「うむ。わしの口に放り込め」


パクッ、モグモグ。

ジューシーな脂が口いっぱいに広がる。


「んんっ、なまら美味である! よし、褒美だ。こっちへ来い」

「は、はいっ……!」


わしは唐揚げを献上したポニーテールの少女を引き寄せると、その細い腰に腕を回し、スベスベの頭をワシャワシャと撫で回した。


「良い子だ、良い子だ。そちの唐揚げ、わしの血肉となったぞ」


そして――その密着した瞬間、わしは密かに**「魔王の力」**を発動させる。


(……くく、少しだけいただくぞ。女子高生の瑞々しい生命力エネルギーをな……♡)


わしの背後から、誰にも見えぬ**「黒いモヤ」が滲み出る。

それは闇のように蠢き、意思を持った「魔力の手」**となって、少女の背中へと音もなく這い寄った。


ズルリ、ヌルリ……。


黒いモヤの手は、少女の制服をすり抜け、その柔肌に直接絡みつく。


ストローでジュースを吸うように、彼女の精気を『ジュルルル……ッ』と根こそぎ啜り上げるのだ。

しかし、ただ奪うだけではない。魔王の慈悲として、吸い取った分だけ**「甘美な快楽の魔力」**を流し込んでやる。


『ドクンッ……♡』


「ひゃうっ……!?」


少女の身体がビクリと跳ねた。

精気を抜かれる脱力感と、芯から痺れるような快感が同時に襲いかかり、彼女の瞳がトロンと潤む。


「な、なに……このドキドキ……? 持子様にハグされた瞬間、体に電気が走ったみたいな……」


挿絵(By みてみん)


「(くくく、それは魔手による神経への愛撫だ。だが、勘違いするが良い……!)」


少女は頬を真っ赤に染め、わしを見上げて呟いた。


「これが……恋……っ!?」


チョロい! なまらチョロすぎるぞ女子高生!

だが、その反応こそが最高のスパイスだ!


「持子様、私のも! 私の卵焼きも食べてください!」


「ああっ、ズルい! 私のハンバーグも!」


味を占めた女子生徒たちが、我先にと群がってくる。

わしは鼻の下を伸ばし、両手を広げてそのすべてを受け入れた。


「うむうむ、喧嘩をするな! 順番だ! 全員、わしがたっぷりと可愛がってやる!」


パクッ(モグモグ)


「なまらうまい! よし、ハグだ!」


ギュッ……(ジュルルル……ッ♡)


「はあんっ……♡ す、好きぃ……っ」


パクッ(モグモグ)


「んんっ、絶品! よし、頭ナデナデだ!」


ワシャワシャ……(ジュルルル……ッ♡)


「ふあぁ……っ♡ 腰が、抜けちゃう……」


次々と陥落していく美少女たち。

黒いモヤの手が乱舞し、教室の一角は、美味しそうな匂いと、甘酸っぱい吐息が充満する**「ピンク色の酒池肉林」**と化していた。


(美味いメシ! 良い匂いの女子! そして溢れ出る生命力! ここは天国か!?)


雪のヘルシー弁当(愛)をベースに、クラスメイトの貢物(欲望)で腹を満たし、さらにデザートとして精気(魔力)を頂く。

完璧だ。これぞ魔王が求めた究極のランチコース!

わしは、とろんとした目で熱っぽい視線を送ってくる女子たちの中心で、高らかに笑った。


「くくく……愉快、愉快! 娘たちよ、もっと寄れ! もっとわしに触れるが良い!」


勘違いした少女たちの「恋のドキドキ(実は魔力中毒)」と、わしの「ハレムの喜び(ただのオッサン)」。


聖ミカエル学園の昼休みは、こうして魔王の支配下へと堕ちていったのである。


「ハレム万歳! なまら最高である! わっはっは!」


改行改行改行

読み返してみるとバカだ!

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