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like  作者: mol
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変貌

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私たちは中学生になった。私は色んなことを覚えた。しかし君はもっといろんなことを覚えた。

悔しかった。こんな感情は感じてこなかったはずなのに、君が私に何かを教える度、嬉しかったはずなのに、無性にイラついて、でも君に怒りをぶつける理由は何もない。そのことがもっと私をイラつかせた。

君はあまりに完璧すぎた。どこを取ったって私が君に勝つ要素は見つからなかった。それなのに君は高飛車になるでもなく優しく私に接してきた。その優しさはまるで君と私の住む世界を明確に分ける大きな壁となった。君のようになりたくて君の真似をしたのに、その差は無情にも開く一方だった。

君という私の理想と私はあまりに違っていた。その違いを受けとめられず、戸惑い、苛立っていた。その違いを埋めようと理想に近づこうとしても理想は遠のいていくのみだった。

受験を乗り越えて私たちは同じ高校に通いだした。

私は君を追ってしまった。私はそれを後悔した。それでも私は頑張った、君に追いつくために、薄々気づいていた、君は君で私は私ということに。そうだとしても私は止まらかった。それほど私にとって君の存在は大きかったんだ。

眠すぎー

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