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THIRD EYE  作者: 暇な青年
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第58章最終戦編 瞳の開放

さて、今日から勝手に書き始めた作者の一言もとい、つまらない愚痴です。

いや~寒い!!寒いですね。本当に朝、起きるのがツライです!!

皆さんは大丈夫ですか?

こんな感じにやっていきますので興味なければ跳ばしてください。

それと、訂正します。ファーストからセカンドになるのに休憩無しで出来るようにしました。詳しくは第42章をお読みください。

二人の刃が火花を散らせて離れた。


「怒り狂ってるな」


「あぁ・・・・・・」


良祐を前に百虎、空、紅希は陣形を立てた。


「・・・・・・・」


豪快な音と共に蓮の近くから地面の破片が中に浮いた。


(重乱連打、か・・・・・・)


浮かび上がる破片を確認し百虎は考えた。


「お前ら、オレの合図と共に散れ!」


耳だけを傾ける良祐達は小さく頷いた。


蓮の刃が徐々に良祐たちに向いてくると百虎はすぐさま声を上げた。


「いまだ!散れ!!」


「っツ!?」


合図と共に良祐達はその場から散り散りに離れた。


「それで避けたつもりか?」


蓮の瞳はすぐに良祐を捉え、左手を向けた。


「ちッ!」


どうにかしようと蓮に体を向けたが時すでに遅し。蓮の能力・・・・・・重力が良祐に圧し掛かった。


「がっ!!」


地球上じゃ絶対に味わえない重力に良祐の足は地面に付いた。


(毎度、このパターンかよ!!)


など、考えた瞬間、中に浮いていた地面の破片が良祐に迫ってきた。


「良祐!!」


叫びと共に三つの透明な斬撃が迫ってきた破片を撃ち落とした。


撃ち落とした勢いのまま三つの鎌鼬が蓮に襲い掛かった。


「・・・・・・」


だが、鎌鼬は右手の刃によって無造作に切り裂かれた。


「あっ、動ける」


体に圧し掛かっていた重力が解かれた事に気付き、良祐は空たちの傍に移動した。


「そろそろ二時間経つな・・・・・・」


「えっ?」


百虎の言葉に紅希は顔を向けた。


「と言う事は、もうすぐで二時か・・・・」


今の時間を頭の中で考えると紅希が呟き良祐に視線を向けた。


「なんで二時だと?」


紅希の視線に気付き視線を向けながら百虎に聞いた。


「簡単だ、貴様らの瞳が薄くなっているからな」


「えっ!?」


よーく空と紅希の瞳を見ると最初の頃より色が薄れてきていて黒い色が見え始めていた。


「それじゃ、隊長はどうなんだよ」


空は百虎の瞳を見たが色が薄れるどころか逆に分かりやすいほど色が出ている。


「オレや立花は仮にも隊長だぞ、お前らとは経験が違うんだよ!!」


自信満々に言う百虎に空は「あっそ」と軽く返した。


「随分と余裕だな」


「いや~コレでも結構辛いんだぜ、時間だし」


「ハッ!!」


嘲笑し刃を振り下ろした。


振り下ろした刃から鎌鼬が良祐に襲ってきたが、それを縦に一閃し切り裂いた。


「なっ!!」


今まで出来もしなかった事を良祐はやってのけた。それに蓮は目を見開いた。


「今度はこっちからいくぞ!!」


良祐は左手をスーッと両目の前で移動させた。左手が通り過ぎた後、良祐の瞳は両方とも綺麗な菜の花色になっていた。


「いくぜ?コレからが俺たちの本気だ」


良祐の後に空と紅希もファーストからセカンドへと変わっていた。


良祐は鎌鼬とは関係なく軽く、本当に軽く刃を振り下ろした。


刃が振り下ろされると蓮の耳に爆発したような音が聞こえた。


「・・・・・・っツ!?」


蓮は自分の横から煙見たいのが上がっている事に気付き横目で見るとそこには地面が深く大きく抉られていた。


驚愕し、地面の傷から良祐に急いで視線を戻した。


「悪いな、俺たちは時間が無いんだ。すぐに終わらせてもらう!!」


ファーストからセカンドになると五分間は今までのセカンドと比べて遥かに強いセカンドでいられる。その為、良祐達はこの五分でケリをつけることを考えていた。


「クソが・・・・・・」


「百虎隊長は俺たちが五分で決められなかった時のために力、温存しておいてください」


「フッ、言ってくれるぜ」


そう言うと百虎は後ろに下がった。


(残り、4分39秒・・・・・・)


残り時間を良助は胸の中で数えていた。


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