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THIRD EYE  作者: 暇な青年
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第29章 隊長格

蓮と出会ってから立花は一人、隊長格しか使えない訓練室で特訓をしている。


「・・・・・・」


良祐たちも使っていた疑似人形(ドール)のレベルを最大にして一対四で訓練している。


「・・・・・・」


四方から疑似人形(ドール)が勢いよく斬りかかって来た。が、立花は前から向かって来る疑似人形(ドール)を斬撃を飛ばして吹き飛ばし、すぐさま左右から襲ってきた疑似人形(ドール)から距離をとり二人いっぺんに斬り裂いた。最後の一体が襲い掛かってきた瞬間に立花は地面をけった。


(はやぶさ)


地面を勢いよく蹴り、立花は疑似人形(ドール)の後ろに移動していた。


立花は後ろ腰に差してある鞘に刀を入れると疑似人形(ドール)が無数に切り裂かれていた。


「さすがだな」


入り口から手を叩く音が聞こえ立花が振り向くと竜也が壁に寄りかかっていた。


「・・・・・・竜也」


「たく、メシ食ったらすぐにいなくなるなよ」


「悪かったな」


「・・・・・・」


(さっきのは、隼。相手に捕捉される前に超スピードで相手を斬り裂く電光石火の剣撃)


倒れている疑似人形(ドール)をみて、さっき見た技を思い出していた。


「・・・・・あの瞳を取り戻すためにやっているのか?」


静かに聞いてきた竜也から視線を外し、小さく頷いた。


「今のままじゃ、あいつには敵わない」


「国生蓮か・・・・・・よし、刀を抜け、立花」


「ん?」


立花が竜也に視線を向けると、竜也が後ろ腰に差してあった刀を鞘から抜いた。


「相手してやるよ。疑似人形(ドール)よりよっぽど、手応えがあるぜ」


「ん、感謝するよ竜也」


立花は微笑みながら刃を鞘から抜いた。


「・・・・・・」


立花は左手で両目を覆った。それに対して竜也は右手で両目を覆った。


二人が手を退けると立花は白の瞳、竜也はグレーのような感じの煤色(すすいろ)が瞳に現れた。


「ふ、行くぞ?」


「あぁ」


竜也の問いを返すと竜也が立花の前から消えた。


「ん!?」


「・・・・・・」


竜也はいつの間にか立花の後ろに立っていた。


「ッげ!?」


すぐさま後ろに体を向けるとそのときには竜也はその場から離れていた。


「・・・・・・」


(やばいな。疑似人形(ドール)とは比べ物にならないな。・・・・・・って当たり前か)


立花は視線を彷徨わせていると部屋の奥から吸い込まれる様な感じがしたので視線を向けると竜也が刃を構えていて、その刃に風が渦を巻いて吸い込まれている。


「お、おい待っ・・・」


「待った無しだ。あの瞳を取り戻すためだ。我慢しろ」


そう言っているうちに竜也の刃に風が吸い込まれていたのが止まった。


そのまま刃を振った。その瞬間、見えない斬撃が、放たれた。がその斬撃は無数に分裂して立花に襲い掛かった。


鎌鼬乱舞(かまいたちらんぶ)


斬撃が四方八方から向かってきた。


「ッく!」


立花は、逃げようとしたがすでに包囲網ができており、立花に逃げ道が無かった。


無数の斬撃が立花を襲った。その為爆音と共に爆風が巻き起こった。


「・・・・・・」


「ふ~」


爆風の中、しゃがみ込んでいた立花が立ち上がった。


「ん!?どうやって避けた?しゃがんでも避けれないはず」


「っへ、光壁(こうへき)だよ。竜也」


勝ち誇った顔して竜也に言った。


「っち、つまんねぇの」


「おい!」


「まだ行くぜ?」


「おう」


立花は竜也の問いに答えた。


こうして、立花と竜也は良祐たちとは別に一ヶ月特訓をした。


このごろ、内容が薄い感じがします。

ですが、頑張りますのでどうかこれからも、よろしくおねがいします。

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