何故か女子校に入学する事になった
……春風が俺の頬をさすりながらこう言うんだ。 「新たな1ページの始まった」ってな
俺の名前は城ヶ崎拓郎。今年から高校生になるツルピカの一年生だ、なのに、なのに!
「なんで俺が女子校に入学しなくちゃ行けないんだよ!!」
地面を踏みつけながら叫んだ、周りの視線が痛いが今はそんな事よりなんでこんな事になったかの説明しよう。
まず、この俺城ヶ崎は中学時代武術で右に出るものは居ない、とまで言われた実力者、それでその実力を買われ女子校の校長からボディガードを頼まれた訳だ…拒否権は無かった。
まぁ、ゴチャゴチャ言ってても仕方ない、行くか。
~~~30分後~~~
「付いた……ってまてデカすぎだろこの学校、城か!ここは城なのか!」
辺りを見渡す…女しか居ないからか、俺が注目の的になっている。とりあえず校長室にいけばいいのかな?
ブルル(着信音)
メールだ、内容は「お前の教室は1年C組」と書いてある
「1-Cか、むぅぅCよりAが良かったなぁ」溜め息を吐く
ブルル(着信音)
メールだ内容は……書いてない
「は?何これ内容はないようってか?」
ブルル(着信音)
メールだ内容は「内容はないよう!」
ん?????監視されてたりするのかな?
キーンコーンカーンコーン
予鈴だ、初日遅刻はいかん!猛ダッシュで1年C組まで走った。
〜〜〜1年C組教室前〜〜〜
「やぁやぁ!君がボディガードの城ヶ崎拓郎君だね?!」
教師だ、しかもボン・キュッ・ボン!!上から100、100、100!ナイスバデー……冗談はさておきボン・キュッ・ボンの先生がc組の教師か。一応挨拶はしておこう
「アッハイ、城ヶ崎拓郎です、なんか知らないっすけどボディガードに任命されましたー、いやーなんて光栄なんでしょーね(棒)って居ねぇし!、教室に入ってたのかな?」
カチャ(ドアを開ける)
注目を浴びる、こんな事が聞こえてくる、何?あの子がボディガード?とか、もやしじゃない!とか、犯されるー///とか、おいまて、初対面の人犯されるー///はねぇだろ。
なんか腹立ったから鉄製のドアを蹴った。
ガッシャァーン(破壊音)
あれ?軽く蹴ったつもりだったのになんか壊れた。辺りは静まり返った、え?これもう不良って扱いになってるよね?いや絶対なってる、自己紹介も不良っぽくやった方が良いのかな?
「えぇ、城ヶ崎拓郎です、ここのボディガードになりました〜〜、困った事が合ったら、なんか言いに来やがって下さい」
あーーーー///やっちまった////何これ恥ずかしい、死にたい
教師が俺にこう言った、「あ、空いてる席にどうぞ(震え)」
あ、これ完璧に怯えられてるな、まぁいいけど、馴れ合うつもりは無かったから。えっと空いてる席、できれば独りが良かったんだが、生憎2人1組だから、空いてるのは一つしかない、そこに行き、隣の女の子となるべく離れて座った。
キーンコーンカーンコーン
先生は怯えながら生徒に言った
「で、では、次から実践練習なので、第2訓練場まで集まるように(震え)」
生徒は一斉に立ち上がり訓練場まで動き出した、そこまで俺と同じ空間にいるのが嫌なんだな、溜め息を吐く
「あ、あの!」いきなり声を掛けられたからビックリして立ち上がった、
「あ!、すみません!驚かす気は無かったのですが」隣の席の女子だ
「あれ?君は訓練場行かなくていいの?えーっと」
「私は成瀬琴美です!よろしくお願いします!」
わーい、久しぶりに女子と会話できたー
やばい!ニヤけそう(ニヤニヤ)久しぶりの女子との会話で……しかもめっちゃ可愛いじゃぁ無いですかぁ!
銀髪ショートに赤い目、それと小柄で胸も小さい
俺にとって理想の女子だ!あ!いい印象を持たせるために自己紹介しないと!
「俺は城ヶ崎拓郎です、これから宜しくな」
俺は訓練場まで走った。恥ずかしさのあまりここ10階から飛び降りたくなった。
〜〜〜第2訓練場〜〜〜
ほほう、体操服か、しかもブルマー
大勢の女子が俺の方を見て声をそろえて言った「変態」と
教師が手を振りながら2人1組のペアを作ってくださいーとみんなに言った、あ、俺絶対避けられるなと重い地面に座ると1人の女子がこっちに来てこう言った
「城ヶ崎拓郎!あなた、私と決闘しなさい!」………
「なんで」
「あら、逃げるのですね、やはりこの男にはボディガードは務まる訳ないですね、退学して下さい」…なんだこの女、無性に殴りたくなる、いっちょ懲らしめてやるか
「いいぜ、俺をもやしと言ったこと後悔させてやるよ、あ!いいこと思い付いた、負けた方は勝った方の言う事を何でも聞く!、どうだ?」何でも?、何でもってグへへ、おっと、理性を保たなくては
「いいですわ、その賭け乗りますわ!」
「んじゃあ、お前は向こうから始めろ、俺はこっちk」
スカッ
不意打ちか、舐めたことしてくれるな
「あら、今のよく避けましたね、褒めてあげます」
「不意打ちする奴から褒められてもなんも嬉しくねぇな、ほらかかって来いよ」右手をクイックイッとやり挑発する、そして、猪の如く突進してきて、ハイキック、後ろ周り蹴りを行ってきたが、その攻撃が俺に当たる事は無かった、ていうか、当たったら腕折れるな、アイツ、靴に重りを入れてる、4~5㌔程かな?それでこのスピード、重りが無かったら避けられないかも
「逃げてばかりじゃつまらないじゃない、城ヶ崎拓郎も来なさいよ」右手をクイックイッされ挑発された、
「それじゃ、行きますか」
1割の力を出した
ツルッ
滑った、ん?なんだこと柔らかい感触、とてもいい、揉み続けた ぐすんぐすん、何声が聞こえた。顔を上げると対戦相手を押し倒し、胸を触っていた、
「あの、これはですね、つまり」
バン(銃声)
「痛!」
対戦相手は足を打たれた、
「だ、大丈夫か?」体を揺さぶる、起きない、辺りを見渡す、みんな動いてない、ただ1人の女子を除いて、俺も動いてない振りをしてその女子を監視していた、
コトンコトン(足音)
動いてる女子に男の人がパンツ1丁のまま女子に近づいていた、きもい、ただただキモ男が女子に近づいた
女子は泣いていた、その女子をよく見た…成瀬!?、成瀬がキモ男に押し倒しされ、上の体操服を脱がした、声が聞こえる
キモ男「成瀬ちゃん成瀬ちゃん、可愛いよ成瀬ちゃん、僕と一つになってくれるよね!」うへぇ、キモい、成瀬はブラジャーを外されそうになった時俺は立ち上がってこう言った
「おい、お前、成瀬に何してんの?」キモ男はビクっとして俺の方を見てこう言った「何故だ!僕と成瀬ちゃんの空間に邪魔が入ってるだと!」成瀬は助けて!と俺に頼んでる「おいキモ男!、成瀬を離せ!」
「やだね!僕は成瀬ちゃんと初夜を過ごすんだ!」あーあ、聞いちゃいねぇ、あっそうだ、ちょっと嘘を言ってみるかガハハ
「あー、ちょっといいか?、成瀬の初めては、俺が貰った」キモ男はビックリして成瀬は赤くなってる
「だから成瀬を離s」
キモ男「初めてじゃなくてもいい!俺は成瀬ちゃんを僕の物にするんだ!」ブッチーン(ガチギレ)
「この俺城ヶ崎拓郎は、人に対して「物」と言う発言が気に入らねぇんだよ!!」一気に距離を詰めて蹴った、、20メートルは吹っ飛んだな
「成瀬、大丈夫k」
抱きつかれた、泣いていた、怖かったんだな
「大丈夫だ成瀬、お前に何かあったら、俺がお前を助ける、それがたとえ、地獄でも天国でもな!」あー///カッコつけてまった///成瀬の様子見る、顔が赤くなってる
「な、成瀬?」
「城ヶ崎君、ありがとね!、助けてくれて」
「あぁ、いいぜそのくらい」
あ、成瀬に聞きたいことがあったんだ
「成瀬、この学校ってどんな事するの?」
「この学校はなんでもするよ、例えば料理だったり、襲われた時の対処だったりね」ていうか、この学校、家から遠いな、寮とか何のかな?
「成瀬、学生寮とかある?」
「あるよ!私はこの花園学園の花園寮に住んでるよ!」
あ、この学校花園学園っていうんだ、初めて知った
「んー、よくわかんないから成瀬と一緒の所に住むよ」
「えとあの、花園寮は、私1人だけだから、男女1づつになっちゃうけどいいの?」あ、そうなのね、でも成瀬と一緒の寮に住みたい、理想の女子は守らなくては!(`✧∀✧´)キラーン! 「寮って何個あるの?」
「えーと、寮対抗の戦闘とかがあるから、…10個くらいだよ」「ふーん、んじゃ花園寮に引っ越しますね、宜しくね、成瀬」「私の事は、えと、名前で呼んでほしい……かな?」なんだとぉ!ここに来て名前呼びぃ?、ゴクリあっ!これって俺の事も名前で呼んで貰えるチャンスなんじゃ!
「なら琴美、琴美も俺の事を拓郎って呼んでくれ、」
「分かったよ城ヶs…拓郎君!」