米粒ひとつ
米粒ひとつ、
を味わい食べる。
もっともっと僕の舌が、
おいしくおいしく、
感じられれば良いのに。
そうすれば、
貴方をもっと楽しい気分に、
させてあげられる。
楽しんだ分だけ楽しませること、
できるよね?
散歩中に野花を、
見かける。
美しいな、綺麗だな。
と思う。
だけどね、
もっともっと、
心が感動すればいいのに。
思っちゃう。
それができたなら、
貴方の涙腺、
ゆるませるような、
文章が書ける。
おいしい、
楽しい、
悲しい、
怒った、
そういう、
感動を覚えた時の、
感動倍率、
上げていこ。
いつかきっと、
あなたを、
泣かせてみせる。
笑わせてみせる。
怒らせちゃう、
その後で、
きゅんきゅん感動、
させちゃうぞ?
てへ。
米粒ひとつ、
いただきます。
今日も貴方の、
笑った顔を、
思い浮かべて。