§333 待伏せ
ゲートをクルアチの家に繋ぐ。
家の者は無用心に出て行ったはずなので、当然鍵など掛けていないだろう。
と言うより、そこへ押し入って盗むような者などここにいるはずがない。
何故なら、ここで暮らす者は全員その仲間達だからだ!
オーバードライブで扉を開けて侵入する。
その後を通常の速度だが急ぎ目のアナがゆっくり入って来るのが判る。
先程のやり取りを盗み聞いた限り、
クルアチはこの家の右側の部屋に向かったはずだ。
とは言えアナでなければどの部屋にいるのか判らない。
一先ずは家の中の安全は確保されているので、
オーバードライブの効果時間終了まではその場で待つ。
LEDライト、取って来ようか。
取って来た。
丁度アナがクルアチのいるであろう部屋に駆け出していたので
ハンドル部分をギュッと握ってLEDライトを照らした。
──トントン
アナが扉を叩く。
「xxxxxxxxxxxxxx?」
「クルアチ、私です、アナンタです。
鍵が掛かっているのでしたら開けて下さい。
ここは危険です。後で説明しますので声を出さないで、逃げますよ」
「か、カギは掛かってないです、でもどうし・・・えっ?ご主人様?」
扉が開かれたので、クルアチには再びパーティに入るように指定した。
壁にワープのゲートを出してLEDライトで照らす。
行く先は待ち合わせに指定した場所だ。
クルアチは直ぐに理解してゲートをくぐって行った。
「アナ、入口の扉を閉めて来てくれ。開きっぱなしだと逃げたと悟られる」
「はいっ」
その間に自分はクルアチが寝ていたであろうベッドに細工をして、
荷物を布で包んで隠し、潜り込んでいるように見せ掛けた。
アナは入口の戸を施錠するとゲートに消えて行ったが、
自分は更に追加でこの部屋を内側から施錠したい。
幸いな事にこの部屋の扉は押し扉なので、
重たそうな荷物を扉の後ろに置けば簡単には開かなくなるだろう。
部屋にあった椅子とテーブルの足を絡ませ、それをベッドに引っ掛けた。
ちょっとやそっとで扉が開かない事を確認し、
そこから再びワープのゲートを出して2人の元へ移動した。
「お待たせ」
「ご苦労様です」
「あ、あの、どういう事でしょうか?
ずっと後を追って来られたのですか?」
「まあ、待て。順に説明しよう」
話はクルアチが襲われた状況から入る。
ここで襲われたタイミングや場所が余りにも出来過ぎている点、
事前に知っていなければ徒歩では馬車に追い付けない点を説明した。
「では・・・村の中に手引きした者がいると・・・」
「それから、お前たちの村の者に盗賊はいたか?」
「ええっと、残念ながら何人かは。
交易の帰りに果物などをこっそり盗んで来てしまう者がいたりして、
そういう事があれば長に叱られたりしましたが、
盗めば当然盗賊になりますよね?」
うーん、そういう事では無くってだな。
「魔物はどうだ?集落周辺に魔物は出たか?」
「いいえ、これまでそのような事はありませんでした。
魔物が出るのであればもう少し武器らしい武器が必要かと思います。
私達が扱う槍や弓は手製の物で、魔物と戦えるような強さはありません」
ではやはり、クルアチが頼った家の男は人を殺したのだ。
あの辺りは迷宮も無く、周囲に何も無い事から魔物すら近寄って来ない。
獣や魚を殺したって盗賊のLvは変わらない。
職に応じた行動を取ればごく僅かに経験を得られるらしいが、
そもそも盗賊なのだから強盗しなければLvが上がらない訳で。
「村に人間は?」
「他種族はいないはずです」
「何人位の集落だったのだ?」
「私がいた頃は53人があの谷で暮らしていました」
「アナによるとあの谷にはもう10人しか暮らしていないらしい」
「そんな事がお判りになるのですか?」
「ええ、まあ」
「ああ、アナは人や魔物の気配が読める。
どの位の人がどの辺りにいるかを感じ取る事ができるのだ」
「す、凄いお力を持っておられるのですね・・・」
「ありがとうございます」
「それと、お前が入った家の男は誰なのだ?」
「ええと、私の叔父に当たる方です。あの家は私と兄と、両親の家でした」
「両親はどうなったのだ?何か言っていたか?」
「以前盗賊の襲撃を受けて、散り散りになってしまったと・・・」
「あれはお前の叔父だったのか。父か母の弟だな?」
「ええと、はい。父の弟ですかね?」
「あの男は盗賊だった。恐らくお前の両親を殺したのはお前の叔父だ」
「えええ!?なっ・・・」
クルアチは驚いているようだが、
事実を重ねて見ると納得が行く。
クルアチの父と母を殺してLv3に上がったのだ。
「・・・何故ご主人様は叔父が盗賊だとお判りになるのでしょうか?」
「自分は他の者のジョブをある程度操作できる。
操作できると言う事は、ある程度他人のジョブが判るのだ。
操作自体はパーティに入れなければできないが、
判別するだけなら遠くから見るだけで良い」
「な・・・そ・・・えっ?」
「旦那様だけの特別なお力です。
普通の人間であればそのような事はできませんので、
クルアチも今知り得た事は誰にも言わないようにお願いします」
「そして、家から出て行った先で別の男の家に入ったようだが、
そこから出てきた男も盗賊だった。それも人間だ」
「えっ・・・えぇ!?」
「私には種族やジョブまでは判りませんでしたが、
2人はその後別の家に駆け込んだようです。
クルアチが帰って来た事で、何かしら動こうとしたのでしょう。
私達との待ち合わせの件は叔父に話しましたか?」
「ええと、はい。両親がいなかったので叔父に全て話しました。
代わりに叔父に立ち会って貰おうかと思いまして、
ご主人様と奥様のお2人が明日昼に、
この丘で待っているのだと説明したのですが」
「恐らく自分らを狙って動くのだろうな。
あの谷は盗賊に占拠されてしまっているようだ。
隠れるのに丁度良いし、
近くの村まで1日の距離ならば程良く遠くて程良く仕事がし易い」
「そ・・・そんな・・・」
「奴隷を抱える主人なのですからお金持ちだと踏んだのでしょう。
待ち合わせに指定した場所も襲うには絶好の場所でしたし、
普通の方であればあの場所へ行くに身1つとは成りませんので、
それなりに金銭や身の回りの物が無いと厳しいかと思います。
恐らくはそれを狙っているのでしょう」
「クルアチの兄の馬車を襲わせたのも、叔父の情報からだろう」
「それが判りましたので、私達はあなたを迎えに行きました。
クルアチがここを離れた時点で、
村には誰か裏切り者がいるのではと考えておりましたが、
現状はもっと酷く、盗賊たちに依って占拠されているようです。
約束を守らず後を尾けさせて頂きましたが、許して下さい」
「い、いえ・・・そういう事でしたら、こちらこそ、
・・・私を助けて頂きましてありがとうございます」
「そんな訳で、あの家には入れないように内側から鍵を掛けて来たし、
部屋にも簡単に入れないように細工をして来た。
今は暗いし分も悪い。土地勘の無い自分達にあの地では戦えない。
明日の朝、自分を狙ってこちらに向かって来るだろうと思うので、
ここで返り討ちにしてやろうと思うがお前はどうだ?」
「わ、・・・わ、・・・私も戦います。
兄と・・・父と母の仇を取りたいです」
「良く言った。しかしこのままでは戦えないので、
一先ずは家に帰って装備を整えよう」
「は、はい・・・」
ワープゲートを廊下に繋ぐ。
既に家は静かになっていた。
もう日没から大分経っているので、
皆それぞれの部屋で休んでいるのだろう。
アナはエミーを呼びに行き、自分はナズを呼びに2階へ上がる。
ナズは部屋でイルマと何か話していたようだった。
「ナズ、ちょっと武具を作成して欲しい。イルマも来るか?」
「はい?武具ですか?かしこまりました」
「クルアチはどうなったのでしょう。何かあったのですか?」
「うーん、何も無いが、これから何かある。
ちょっと面倒な事になりそうだ」
「そ、そうですか。
武器が必要となるのですから、穏やかな話では無いのですよね?」
「もしかして、クルアチの身に何かあったのですか?」
「本人ならば居間にいるぞ、心配なら一緒に来い」
「ここに帰って来たのでしたら一先ずは安心ですね」
「は、はい、では私もご一緒させて下さい」
***
売却予定であった空きスロット2の白銀の槍を、
アイテムボックスから取り出す。
身代わりのミサンガも2つあったのでこれをクルアチへ。
もう1つはイシャルメダかな?
今から装備を作らせようにも、
鉱石類はブランチが沢山必要だし、
探索者ギルドは既に閉まっている。
大量にストックがあるのは革なのでこれで我慢して貰うしかない。
先日の移動の際にはクルアチの耳を隠すために、
皮の帽子と、帽子だけでは変なので鎧を身に付けさせていたが、
それでは余りにも貧弱過ぎる。
最低でも硬革の装備で纏めて置くべきだろう。
皮と革を纏めてテーブルに積み上げ、
ナズにはバンダナ、手袋、ジャケット、ブーツを作って貰った。
それに硬革処理と言うのを施して貰う。
空きスロットは期待していない。
例え付いたとしても、この装備にスキルは付けたくは無い。
・クルアチ 兎人族 ♀ 18歳 村人 Lv1
白銀の槍(空き 空き)硬革のバンダナ(-)
硬革の手袋(空き)硬革のジャケット(-)
硬革のブーツ(-)身代わりのミサンガ(身代わり)
まあそんなもんじゃろ。
一応イルマも連れて行くか?
回復役がいればより安全になるし。
「イルマ、クルアチの暮らしていた村に向かったのだが、
そこは盗賊たちが占拠していて酷い有り様だった。
クルアチは両親や兄の仇を取りたいと言うのでこれから戦いになる。
回復役として手伝って欲しいのだが、どうだろうか?」
「勿論です。そういう事であればお手伝い致します」
「だそうだ、クルアチ。イルマが手伝ってくれるとさ」
「あ・・・ありがとうございます、イルマ様。
私などのためにご助力を頂き嬉しく思います」
「以前ならば助けたくとも助けられませんでした。
今は私でも何か力になれそうです。ご主人様のおかげです」
「い、いえ、ボルドレック様のお屋敷にいた時も、
特に恨むような事はありませんでした。
仕方の無い事だとは思っていましたので。
寧ろ私の仕事を何度も代わって頂けた事は承知しておりましたので、
その事に付きましてはずっと感謝しておりました」
「お互いに誤解が無くて良かったですね、イルマも、クルアチも」
「それで、その・・・盗賊ですか?
あ、あの、私も一緒に行っても?」
「ナズは盗賊は怖かったんじゃないのか?以前は震えていただろう?」
「そ、その時は突然でしたし、私も抑え込まれておりましたのでっ!
ジャーブさんもやられてしまって、どうしようもないと思ったのですっ」
「相手は魔物じゃなく人だからな。どんな手を使って来るかは判らない。
また捕まったり、クルアチが瀕死になるかもしれないがそれでも?」
「そ・・・それは・・・その」
「相手は兎人族で弓も使って来るだろうし、盾が無いと流石に厳しい」
「そ、そうなのですか」
「盗賊とは言え、ナズにはもう人を殺して欲しくは無いな」
「はい・・・。で、ではくれぐれも無理をなさらないで下さいねっ!?」
「ははは、勿論。誰1人として怪我はさせないさ。なあ?イルマ」
「あ、はい。巫女の呪文はちゃんと覚えましたので、もう大丈夫です」
「だそうだ」
「ご主人様やアナさんを宜しくお願いします、イルマさん」
「勿論です、奥様」
手際良くエミーが残った材料で軽食を作り、クルアチの前に置いた。
先程から無言で頑張ってくれていた。
「あっ、ありがとうございます、エマレット様」
「いえ・・・どうぞ。食べていないと聞きましたので。私にはこの位しか」
イルマやエミーのクルアチに対する愛情は厚い。
逆に言うとクルアチが隔たりを作っていたようにも思えなくも無い。
これで少しクルアチ側にも蟠りが消えてくれれば良いと思う。
「それで、その後の事に付いても決めて置こう」
「(もぐもぐ、ゴクン)そ、その後・・・とは?」
「現状であの集落は崩壊していた。
いくばかの兎人族はどこかに逃げたとは思うが、もう追う事は不可能だ」
「・・・はい」
「仮に数名が戻ったとしても、あの集落では生活が難しいだろう」
「・・・そうですね、難しいと思います」
「従ってクルアチはこの後も自分が面倒を看る」
「・・・はい。宜しくお願い致します」
「それが宜しいかと思います」
「ではクルアチさんはまたずっと一緒ですね?」
食べている途中であったためにスプーンを持っていたクルアチだったが、
そこからは一旦机に置いて神妙な顔付きで話し始めた。
「あの・・・叔父は私に、戻って来てくれて助かると言っていました。
集落の人数は半分位になったとも。
もしかしたら皆がどこに逃げたのか、先を知っているような気がします」
「捕らえて聞き出すしかないな」
「その際は宜しくお願い致します」
「とは言え、簡単に情報を漏らすでしょうか?」
「また騎士団に突き出してやれば良い。
そちらの方が盗賊の扱いは上手だろう。我々は他の盗賊を蹴散らせば」
「流石は旦那様です」
「はー、何だか凄い事になっちゃってますね・・・」
「ナズやイルマの件が一番凄い事になったと思うのだが・・・」
「そそそ、そうでしたっ。その節はありがとうございましたっ!」
「ありがとうございます、お陰様でこうして妹と過ごす事ができました」
「・・・ありがとう・・・ございます、ご主人様」
いつの間にかイルマの横にエミーが座っていた。
お腹が減っていたのか、クルアチは再びスプーンを取って掻き込んだ。
*
*
*
「それじゃナズ、ウッツさんが来たら代金を払って置いてくれ」
「かしこまりました。お気を付けて行ってらして下さい。
アナさんもお気を付けて」
「大丈夫です、ナズさん。旦那様は必ずお守り致します」
自分は装備を身に着けその上から服を着る。
ミスリルジャケットを着た状態であったらあちらも警戒するだろう。
イルマもチェインメイルなので、身に着けた上から服を羽織らせた。
服が服だけに若干ゴツ目だが、遠巻きからでは判らないだろう。
アナは竜革鎧なので、一見すれば皮装備に見えなくも無い。
軽装備に見えるので弱そうに見えて丁度良い。
クルアチも硬革なのだし、大した装備を持っていないように欺ける。
これがフルアーマーで厳つい鉾槍を構えるナズを横に付けていたら、
遠くからだって目立つし奴らも身構えてしまうだろう。
ナズを退け者にしたい訳では無いが、いかんせん不相応過ぎる。
自分と嫁と従者、その位の構成で丁度良いのであった。
自分達は約束の時間よりもかなり前に陣取る。
勿論坂の上側で、見晴らしが良い場所からだ。
「良いか?クルアチ。お前は叔父と絶対に戦うなよ。
アナに任せるんだ。彼女なら上手く捕縛できる」
「そっ、そうなのですか?」
「はい、お任せ下さい。この剣で石化させます」
「石・・・化?」
「アナの剣は麻痺や石化の効果の出るモンスターカードを合成してある。
その剣で叩かれた者はスキルが発動したら硬化するので安全となるのだ。
クルアチも無理して倒そうとはせず、
アナに止めて貰うように仕向けてくれ」
「はっ、はいっ。かしこまりました」
「イルマは全体手当てを。弓での遠距離攻撃があるだろうから、
誰かが少しでも食らったらすぐ回復を頼む。
自分はイルマを守ろう」
「はい、宜しくお願いします。頑張ります」
まだまだ時間があったので、手分けをして周囲の地形を洗った。
この小高く斜面になっている坂道は、
もうずっと向こうまでは長い段差になっており、
ここは断層帯なのだろうか。
大学1年の時に、同じサークル仲間だった奴の田舎が、
有名な断層付近に実家があるらしく皆で遊びに行った覚えがある。
ねおやぎ?ねおやり?何だかそんな名前だった。
ずっと向こうまで綺麗に段差になっている地形に、
資料館にあった当時の写真が、ここの地形の構造と重なって見えた。
この斜面だけが平懐らかなのは明らかに人為的・・・。
ここが大事な交易路であったから、
馬車が通り易いよう人の手で均したのだろう。
正面から10人の盗賊団が来るとしたらその姿は異様だ。
兎人族の村であると言う前提も崩れ、相手は警戒する。
つまり正面から来るのは叔父だけだ。
後はどこかしら迂回して横から、後ろから回って来るに違いない。
時間的に朝一緒にあの場所から出ているのであれば、
迂回などしていたら時間に間に合わないだろうから、
夜の間にリオリックの村の方まで移動していた可能性がある。
クルアチは峡谷の方を注目しているようであるが、
自分は左右、アナは背面を注視していた。
風呂用の椅子を3つ持って来ているので、
自分とアナ、イルマがそれぞれに座る。
ナニに使うか、もうハッキリこの2人にはバレてしまっているが、
気にせず着席してくれている。
クルアチも特にその形状に付いては気にも留めないでいた。
ホッ・・・。
突っ込まれたら面倒である。
そういえば、昨日も一昨日も風呂を入れていないな。
今日はこれが終わったら入ろう。
こんな所で戦ったのであれば土だらけになるし、
どうせ返り血を浴びたりもするだろう。
「旦那様、町の方から2人、左右崖の下沿いにそれぞれ3人です」
アナが感じ取った気配を小声で漏らす。
「ああ、ええっと・・・うーん、良く見えるな。
自分にはまだ良く判らない・・・」
「正面から2人来ますっ!1人は叔父でしょうか?」
クルアチも正面の人影に気付いたようだ。
自分にはギリギリ胡麻粒にしか見えないが、よく2人だと判る物だ。
一生懸命目を凝らしても点にしか見えないし、何だったらぼやけて見える。
・・・い、いかん、目がチカチカしてきた。
野山で生活する民の身体能力は凄まじい。
アフリカのマサイ族は2km先の動物も見分ける事ができるのだっけ?
自分も目は悪い方では無いと思うが、彼女たちの真似はできない。
大人しく鑑定ウインドウに頼る。
とはいえアナやクルアチが肉体的な感覚で物事を感じ取れるとして、
自分が感じ取れる情報はスキルに依る物だ。
従って、どうしたって射程距離と言う縛りがある。
もうちょっと・・・近寄ってくれないと。
・・・・・・、
まだかっ。
ええい。
流石に自分にも目視で人だと判る位の距離には成った。
しかしまだ射程外らしい。
迷宮では通路の先が暗闇なので随分遠くでも認識できる気がしていたが、
外ではまた違った風景に見える。
より一層遠くまで見える分、射程も短く感じられるのだ。
あっ、見えた。
・バイオル ♂ 34歳 兎人族 海賊 Lv3
・ガルガム ♂ 39歳 兎人族 海賊 Lv7
「ガルガムと言うのは?」
「ええっと、働かない穀潰しの男です。
村では問題ばかり起こしておりましたが、まさか・・・」
「ああ、正面の2人はバイオルとガルガムだ。両方とも盗賊だな」
「叔父さん・・・」
年齢的にそのガルガムとやらが首謀か?
Lvも1つ高いし、先に悪事に手を染めたのだろう。
他の盗賊たちは・・・。
・シャドワ 男 25歳 人間族 盗賊 Lv11
・ハヴァティア ♂ 31歳 ドワーフ 山賊 Lv27
「裏から人間族とドワーフだ。人間の方はそれほど強くは無いが、
ドワーフはちょっと厄介そうだ。自分が取ろう」
「かしこまりました」
・マーレ ♂ 41歳 狼人族 海賊 Lv41
・ハンダール 男 30歳 人間族 盗賊 Lv3
・ナグラ ♂ 35歳 狼人族 海賊 Lv12
「右側から来る狼人族は注意が必要だ。1人だけ頭一つ抜けている。
多分頭目だろうな強いぞ」
「注意致します」
・ヴィエダ 男 34歳 人間族 盗賊 Lv33
・ラーシュトラ ♂ 26歳 エルフ 山賊 Lv26
・イルーン ♂ 28歳 猫人族 海賊 Lv15
「左の方は人間に注意してくれ、副頭目の可能性が高い」
「よ、良くお分かりなりますね」
「旦那様は人を見ただけで、
その方の持つ強さや能力を推し量るお力をお持ちです。
ナズさんや私はそのお力に依って選んで頂いたのです」
「そうなのですか・・・」
「では私達の事もお分かりになった上で、
お仕えさせて頂けていると言う事でしょうか」
「そうですよ?ですのでイルマも自信をもってお勤めなさい」
「は、ハイッ」
そんな事は無いと言いたい。
自分が知る事のできる情報は名前と職業、そしてLvだけです。
∽今日のステータス(2022/07/06)
・フジモト・ユウキ 人間 男 21歳 探索者 Lv66
設定:探索者(66)魔道士(43)勇者(33)
道化師:下雷魔法・荒野移動/知力中・知力大(39)
神官(45)博徒(40)
・BP163(余り1P)
鑑定 1pt 6thジョブ 31pt
キャラクター再設定 1pt 詠唱省略 3pt
獲得経験値上昇×20 63pt ワープ 1pt
必要経験値減少/20 63pt
・アナンタ 猫人族 ♀ 20歳 忍 Lv29
・イルマ 狼人族 ♀ 21歳 巫女 Lv18
・クルアチ 兎人族 ♀ 18歳 村人 Lv1
↓
・フジモト・ユウキ 人間 男 21歳 探索者 Lv66
設定:探索者(66)魔道士(43)勇者(33)
道化師:下雷魔法・荒野移動/知力中・知力大(39)
神官(45)博徒(40)
・BP164
キャラクター再設定 1pt MP回復速度×20 63pt
パーティー項目解除 1pt 6thジョブ 31pt
パーティライゼーション 1pt 詠唱省略 3pt
獲得経験値上昇×20 63pt ワープ 1pt
・アナンタ 猫人族 ♀ 20歳 忍 Lv29
・イルマ 狼人族 ♀ 21歳 巫女 Lv18
・クルアチ 兎人族 ♀ 18歳 村人 Lv1
白銀の槍(++)硬革のバンダナ(-)
硬革の手袋(+)硬革のジャケット(-)
硬革のブーツ(-)身代わりのミサンガ(身代わり)
・異世界96日目(19時頃)
ナズ・アナ91日目、ジャ85日目、ヴィ78日目、エミ71日目
パニ64日目、ラテ43日目、イル・クル40日目、イシャ14日目




