§245 手ブラ
アララビ氏の屋敷を出て、そのまま城内へ向かう。
内壁の門番にボディチェックをされるが、今回は手ぶらだ。
恐れる事は何も無い。
インテリジェンスカードと許可証を見せると直ぐに通して貰えた。
日が落ち掛かっているが、まだ夕暮れには早い。
やや西の空が暗くなったかなと言う感じであるが、
それでも城壁に囲まれた内壁の世界は日の当たる部分が減り、
庭園の植え込みの影も頑張って背伸びをしているようであった。
研究棟に向かい、そのままドアを開ける。
「あっ、こんにちは~」
「おう、今日は遅いんだな」
「今日はいろいろあってな」
「そ・れ・で。今日はお土産無いんですかぁ~?」
ペイルネッタがポーチから何か出て来ないかと期待してにじり寄って来た。
「い、いや、済まん。酒を持って来たら城門で没収されてな。
次はまた菓子にするので今日は我慢してくれ・・・」
「え~、残念」
「まァそうだろうな。前は良く持って来られたと思うぜ」
「実際にはどうすれば良いのだ?ここに持って来る手続があるのか?」
「本来なら弁当の持ち込みしか許可されんぜ」
「お菓子ならお弁当として認められますから私はそれでイイですよぉ~?」
「なるほど、弁当ね。酒も水筒に入れて来れば良い訳だ」
「おっ、お前賢いな。こんだけの図面を描くんだから良く頭が回らぁ」
「あーっ、じゃあ私も」
「変な物を持ち込み始めると私が怒られるので程々にして下さい」
うぉっ。
後ろに所長さんがいた。
おかしいな。
後ろは扉だし、開けたら気が付くと思うんだが。
全く音なんてしなかったぞ。
「それよりもユウキ君だったっけね、見てくれ給えよ。
回す機械の方、出来上がったけどこんな感じで良いのかね?」
所長は入り口付近の木箱を開けると、
遠心分離機であろう物を取り出して机に置いた。
自分が作図した図面では台の部分にハンドルを設け、
ギアの機構で軸を回すように設計したと思ったが、
回すハンドルは軸の上部に取り付けられていた。
遠心分離機は高速回転が必要なので、ギア比を利用してトルクを生み、
少しの回転で高速回転を得られるように作られている。
しかし、作成された物は軸自体に回転クランクが設けられており、
これでは強引に回転させる必要がある。
力技か。
ジャーブとかヴィーとか?
大丈夫かな。
ガラスシリンダーだぞ?
ギアの作成が難しいからこうなったと思うのだが、
トルクとかそういった概念が無いのだろう。
これは困った。
回転する部分まで設計しなければならないのか。
だが自分は所詮文系。
ギア比とか回転数とか、物理の事はよく解らない。
適当に設計して必要な回転力を得られなかったりしたらそれは困る。
取り敢えず木を削って木ギアを作ってみて、
それを図面に起こしてもう一度作って貰うしかなさそうだ。
「う、うーん。思っていた物とは少し違うが、一応これでやってみる。
多分もう一度、難しい機構物をお願いする事になると思う」
「そうかぁ、こちらの下の方に付いている取っ手が何かと思ったのだが、
やはりここの位置に取っ手が来ると言う事は、
何かしら意味が在ったのだね?」
「ああ、この取っ手を回して軸を回転させたいのだ。
ギアって判るかな?」
「ぎ・・・ぎあ?うーん、分からないな。初めて聞く」
「歯車は?」
「うーん?」
「滑車は判るよな」
「それは流石に知っているぞ。
井戸にも使われているし、大きなものを釣り上げる装置だ」
「歯車と言うのは小さい回転で大きな回転を生む物なのだが・・・」
「そんな事をできる道具があるのかね?」
やはり知らないか。
ギアの歴史は意外と古い。
しかしどれも実用的ではなく、広まる事は無かった。
現代でも使われているような正しい噛み合わせのギアが作られたのは、
15世紀のルネッサンス時代。
レオナルドダビンチが実用的なギア装置を発明してからだ。
その後に時計が生まれる事となる。
と言っても小さく携帯できるような時計は更にもっと後になるが。
この世界は機械式の時計が無い。
つまりそれはギアが無いと言う事に他ならない。
良いのだろうか。
自分が伝えて作ってしまって。
そもそも遠心分離機を作らせようとしている時点で、
だいぶ時代をぶっ飛ばしてはいるのだが。
・・・余り変な事はしない方が良いかもしれない。
取り敢えずジャーブとヴィーにやらせてみてダメだったら考えようか。
その場合も、部品だけ作らせて自分で組み立てるとか。
・・・やっぱりどれも無理がありそうだ。
「まあ、これはこれで頑張って使ってみよう。
出荷するようにお願いしてみる」
「それから、コレね」
シリンダーとシリンダーケージだ。
これは遠心分離機の部品の1つとなるのでセット品だ。
そう言っておかないと、3種類の別の商品となってしまう。
「うん、ありがとう。
これは3つで1揃いなので、申請もそういう風にして頂けると助かる」
「そうだろうね。この細い瓶だけあっても使い道が無いもんね」
「おう、そっちも良いけどよ、こっちも見てくれよ」
奥で作業をしていたバラさんが手を止めてガラスカップを見せて来た。
持っているのはビーカー、机にはフラスコが鎮座している。
特にフラスコは底が広く口が細いので、加工に苦労した事だろう。
液体を熱するだけなので別にこの形でなくても良かった気がするが、
理科の実験室を思い出しながら描いたのでこういう形になってしまった。
底まで一直線で、長めの瓶でも良かったと思う。
無理して作ってくれたので有難くこちらも頂戴して行こう。
「私はこれですぅ」
ペイルネッタが手にして見せて来たのはピペットの先端部分だ。
細長い歪なガラス管の先は細く尖り、
難はあるがギリギリ実用に耐えられそうだ。
しかし、可能であれば改善したい。
「ペイルネッタさん、このガラス管のここの手に取る部分を、
もう少し水を貯められるようにできないだろうか?」
「ええっ?そ、それはまた難しい事を仰いますねえ」
「自分の図面でもそうなっていると思うが、そこに液体を貯めたいのだ。
このままでは本当に極僅かしか吸い取れない。
反対側に口を付けて液体を吸い込もうと考えているのだが、
この容量ではうっかり液体を吸い込んでしまいそうだ」
「えーっ、ど、どうしましょう?バラさん」
「知るかっ!考えるのはお前の仕事だろうがッ」
そうなの・・・。
バラさんはガラスの成型専門で、
ペイルネッタの方は作成法を考えたり装飾を施すのがメインなのか。
「ガラス管がもう作れるようになっているのならば、
中間部分を炙って柔らかくしたら、
塞いで空気を吹き込めば広がらないかな?」
「おお、そうだ。それだ。
お前ェペーよりデキるな!ここで一緒にガラスやらないか?
お前がいると面白い物をいっぱい作れそうだ」
「えっ、わ、私も同じ事を考えましたよ?ねえ?」
いや、ねえってこちらに振られても。
ペイルネッタの尊厳を奪わないように気を付けたい。
まだガラスコックを作って貰わなければならないのだし。
ゴミ置き場を見ると失敗したガラスコックであろう塊が散乱していた。
「型とか・・・どうかな」
「カタ?」
「それも考えたんだけどよぅ、中に通す管がそれだとできねぇだろう?」
「木枠で型を作って流し込んで、さらに上から型で押し込んで、
更にその型へ棒を通せばできないか?」
「ハァ?」
パピルスに図面を引く。
外枠になる部分の型を1つ大きく描いてみる。
さらにカップを形成する部分の押し込み型を1つ。
そしてその型には穴を開けてそこを通る木の棒を描く。
3つの型があればコックの導管部分はできるだろう。
コックの方も型を描いてみた。
コック自体の形成をする型を1つ。
その型に穴を開けてやはり木の棒を通すのだ。
同じ木の棒を通せば導管部分の大きさも均一になるし、
型同士整合して作れば出来上がったガラスコックの部品も整合するだろう。
「こんな感じでどうだろう」
「ややっ、やはり君は凄いね。
それで細工師じゃないって言うんだから素晴らしい。
天才と言うのを目の当たりにしたような気がするよ」
「すすす、凄いですっ。良くこんな事考え付きましたね?」
「おおお、確かにこりゃやれなくは無い。
ただ、木型では燃えちまうから作ったらセメントで覆わないとな」
ま、拙いな。
知った知識だとか言える雰囲気では無い。
そもそもどこで知ったのかと言う話にもなる。
流れ歩く風来坊の只の探索者と言う事になっているので、
別の国から持ち込んだとか疑われては、
牢では無いにせよこの国に捕らえられかねない。
「ちょっと浮かんだだけだ。
これでできそうならな、凄いのは作成する者の腕前なのだから」
「そっ、そうでしょう?ですよねー!
じゃ早速これ作ってみますね!」
上手い感じにペイルネッタのやる気を上げられたので安心した。
「じゃあボクはまずは木の型を作るための材料と、セメントかな?」
「所長っ、お願いしまーす!」
「そいじゃあ俺はその型ができるまでは暫くする事ねえな」
「何言ってるんですかッ!
バラさんは駄目出しが出たこの変テコな細い管ですよ!」
「お・・・おぅ」
「そ、それでは自分はこの辺で失礼しま・・・す」
盛り上がりそうな雰囲気の所をこっそり抜け出た。
ここでは余り変な知識を披露しない方が良い。
自分の奴隷に説明するような事とは訳が違うのだ。
所長辺りが上層部に説明し、
騎士たちに囲まれて移民を迫られても敵わない。
自分にはエミーとイルマを治療すると言う目的がある。
ここでユウキの冒険を終わらせる訳には行かないのだ。
さて、逃げるように研究棟を抜け出た後はガラス器具の出荷を依頼したい。
確か砂時計の旅亭の3軒隣だと言っていた。
・・・隣ってどっちだよ。
右かな、左かな。
こういった物を卸しで扱う業者なのだから、
店構えなんて無いだろうし、実態は民家のような倉庫なのだろう。
フローダルの酒蔵の直販店がそうであったように。
ぶつくさ言いながら内部と外部の城門で2回のチェックを受け、
パニが待っている小屋を覗いた。
・・・寝てる。
仕方無いか。
ここで待つように言ってあれから大分時間が掛かった。
する事も無く勝手にして良いと言うならば寝てしまう事だってあるだろう。
そもそもパニは船に乗せてこちらの国へ来ると言う大役を任せた。
その仕事の殆どは寝て過ごすだけだっただろうから、
寝る癖が付いてしまっているのだろう。
勝手な想像だが
パニを揺さぶって起こす。
「パニ、行くぞ」
「へぅっ、はゎっ、ももも、申し訳ありません、ユウキ様。
転寝をしてしまいました」
「いや、良い。気にしていないから。それよりも町の方へ飛ばしてくれ」
「は、はいっ」
パニはわたわたと凭れ掛かっていた椅子をしまい、
先頭を切って小屋を出た。
そのままトラップ冒険者ギルド建屋から街側の冒険者ギルドへ飛ぶ。
歩いて行けない距離では無いが、だいぶ遠いし面倒だ。
飛べるなら飛ぶ。
体力づくり?
・・・知らんなあ。
冒険者ギルドを梯子してシュメールの城下町に出た。
砂時計の置かれた旅亭は直ぐ目の前である。
もう既に何と言う名前の旅亭だったか覚えていないのだが、
自分の認識的には砂時計亭で良い。
このモニュメントが全てであり、これがあるお陰で誰にでも理解できる。
サンドラッドの方の旅亭はもう名前を憶えていない。
旅立ちの旅行亭だったっけ?
特徴が無ければ自分は直ぐにこれだ。
そこから3軒隣だと言われたアララビ氏の商店は、
やはり左右どちらがそうであるのか理解できなかった。
こういう場合は素直に聞くに限る。
と言うかこの旅亭を手紙の受取先に指定したのも、
窓口が直ぐ横に在ったからだったのか。
ともすればプタンノラでは無く、
こちらを拠点にした方が良かったのかもしれない。
もう20日分払ってしまったし後の祭りだ。
骨酒や知らない酒も手に入ったし、別に悪手でも無かったとは思う。
旅亭に入り、受付の男にアララビ商店を訪ねた。
「出て右に3軒目ですよ」
「そうか、助かる」
「ええと、以前表の時計の代金を聞いた方でしたよね?」
「あっ、ああ、そうだな。良く覚えていたな」
「ははは、こちらは客の顔を覚える商売ですから。
あれは今作らせると180万ナールだと言う事です」
「へぇ、白金貨2枚よりは安いのか」
「ええっ、もしやお買いになられるのですか?」
「えっ、いやいや、そ、そんな金は無いぞ。
話のタネにはなるって言うだけだ」
「い、いやあ、アララビ商店に用事があるようなお方でしたら多少はね?」
「ふむ・・・。買って買えない事は無いが、まずもって持って帰れない。
それに、この通り冒険者の使用人がいるので時間には困ってないのでな」
「ですよねぇ。
ここに宿泊されるような方には不必要ですもんねえ」
この旅亭に泊まれる者は金持ちだ。
冒険者の使用人がいたり、或いは何時でも冒険者を手配できるので、
現在の時刻は直ぐに判る。
巨大な時計を持って帰った所で、
置き物にする位で出先では使用できないし使い物にはならないのだ。
単純に砂時計なら1000ナールのお土産を買えば良いのだし。
珍しいが、置物として以外の価値は無い。
そういう事だ。
受付の男に礼を言ってアララビ商店へ向かった。
例に依って殆ど一般家屋の佇まいである。
実際にここで商品をやり取りしている訳では無いのだろう。
発注を受けたり出荷の指示をするだけの単なる事務所だ。
──ドンドン。
「ごめん下さい」
「はいはい、どちら様」
戸を叩くと、直ぐに中の方から声が返ってきた。
用件を言うまではたぶん出て来ないのだろう。
物を見せる商店では無いのだ。
用が無ければ会いさえしない。
「アララビ氏より、ここで扱うガラス製品の出荷申請ができると伺った。
自分はユウキと言う」
「はいはい、ちょっと待ってね」
──ガゴッ。
ドアのロックが外れた音がして扉は開かれた。
中からは如何にも商人と言うような、
良さそうな服を着た中肉の男が出て来た。
いっちょ前にちょび髭だ。
ザ・中間商人と言うテンプレートそのものだが、
そもそも我々が持っているそういった商人のイメージは、
実際の世界に於ける多くの事例が記号化されているに過ぎない。
自分が思ったテンプレ通りと言う考え方では無く、
そういう格好をした商人が多かったからこそ、広まったのだ。
これは鶏の方が先だとはっきり解る事例だろう。
「何かご注文ですかね?」
「ああ、ええと、なんて言えば良いのかな。
自分の図面を用いて作らせたガラス器具が出来上がったらしいので、
こちらで出荷申請をせよとアララビ氏に伺った」
「作らせた?」
「ああ、これだ」
既に出来上がったシャーレと蓋、ビーカー、フラスコの図面は回収した。
遠心分離機もだ。
残しておくと碌な事にならないかもしれないので。
それらの図面を見せて説明する。
「こういった物を作らせて、実際に完成したのを確認して来たので、
こちらから正規のルートで買い付けを行いたい」
「ふんふん、これとこれと、これね。
変な形の物ばかりだから間違いようが無いね。
それじゃあ申請をするけど連絡先はどこにしますかい?」
・・・だよなあ。
申請して許可が出たらここへ実物を取りに来ると言うのは違うし、
許可されましたと報告を受けたらどこかで金を払って、
そしてどこかへ商品が届くのだろう。
やっぱり隣の旅亭?
・・・だよなあ。
やはり2番目の拠点はここにしておくべきだったか。
「自分はこの国で商売ができる拠点を持っていないのだ。
隣の旅亭を暫く借りるのでそちらにお願いできないか」
「はいはい、良いですよ。
ええと・・・ユウキさんでしたかね。
おおっ、そういえば以前入城の許可証を隣の旅亭に届けましたが、
そうですか。あなた様でしたか」
「今後、何度も出荷の申請をお願いする事になると思うので、
暫くの間お付き合い頂きたい」
「手数料が出荷の度にその都度掛かりますので、
複数ご所望の場合はある程度注文品を纏め、
一度に申請される方が殆どですが。
そんなに何度も申請を出して良かったので?」
「自分が発注するのは普通の用途の物では無くて実験道具でな。
完成したのであれば今直ぐにでも使いたいのだ」
「ほー、失礼ですが錬金術師か何かで?」
錬金・・・薬の作成は錬金の部類なのだろう。
ただ、これは探りの可能性もある。
錬金をするとは言わない方が良い。
サイクリッシュへ偽ったように料理をするのだとしておけば、
何か有った際に齟齬は無いだろう。
「いや、自分はただの探索者だが色々料理をするのでな?」
「料理人の道を目指されている訳ですな。研究熱心で宜しい事です。
では図面を一旦お預かりしても?」
「ああ、はいどうぞ」
「お預かりしました。許可証と一緒にご返却致しますね」
「と言うと、商品などは旅亭に直接商品を持って来てくれるのかな?」
「そうですな、許可が下りましたらまずは許可証をお届け致します。
そうしましたら許可証と合わせて代金を私共にご返送下さい。
その後に商品をお届けしますので」
なるほど、売掛みたいな事をしている訳だ。
信用取引と言う奴だな?
物と物の交換では無く先払いで一定の資金が必要になるから、
駆け出しの商人では取引が難しい。
手数料を抑えるのであれば大量発注だ。
それには資金がいる。
外部商人の参入がかなり厳し目に設定してあるのも国策なのだろう。
逆に言うと自分は1点物の超小口取引だ。
手数料は掛かるが1点当たりの代金であればそれほど高くもならない。
(・・・よね?)
いやなに。
ガラス製品を扱って儲けようって話では無いのだし、
取引のルールが解っただけで十分だ。
「では宜しく頼む」
「遅くとも2日以内にはお届けできるかと」
まあ申請を出す城は目の前だし、届ける先も隣の旅亭だ。
遅いケースで2日と言うのだろうから、
明日の午後には届いている可能性が高い。
そういえば前回の入場許可証も翌日の夕方だった。
ではまた旅亭を取るか。
・・・折角部屋を取るので2人部屋にしようか。
ナズやアナと、こちらに来て以来ずっと相手をしていない。
自分もそろそろ2人の温もりが恋しい。
昼には迫られてドギマギしてしまったし。
まるでお預けを食らった犬のようだ。
依存・・・しているのだ、2人に。
既にナズもアナも、
自分には掛け替え無い存在になってしまっている。
その事実が身に沁みた。
いいよ、金には困ってない!
2人はこちらだ!
あの部屋はエミーとイルマでゆっくり使ってくれ!
意を決して風俗街に挑む初心者のように、
プルプル震えた拳を握り締めて旅亭で2人部屋をお願いした。
20日分で割引後6300ナールであった。
∽今日のステータス(2022/02/24)
・繰越金額 (白金貨30枚・利用券2枚)
金貨 35枚 銀貨178枚 銅貨168枚
宿代(刻む時計亭) (9000→6300й)
2人部屋 ×20日 9000
銀貨-63枚
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計 金貨 35枚 銀貨115枚 銅貨168枚
・異世界71日目(17時頃)
ナズ・アナ66日目、ジャ60日目、ヴィ53日目、エミ46日目
パニ39日目、ラテ18日目、イル・クル15日目
プタン旅亭宿泊1/20日目 シュメ旅亭宿泊1/20日目




