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悪役令嬢は溺愛される  作者: サウスのサウス
11/30

ハーレムは夢とか言うけどエミリーさえいれば別にいらなくね?

男のロマンを否定するアルトさん( ´∀`)


ダブルデートのあと、エミリーとマリーナを部屋に帰してから、俺とロインは執務室で話し合っていた。

議題はもちろん、ジェシカの件だ。


「で、何か情報はつかめたの?アルト?」

「ああ、簡単にだがジークフリードに調べてもらった」


ジークフリードは俺の執事で炊事洗濯から諜報、暗殺なんてものまでなんでもござれのスーパーなクオリティーの執事だ。

身体能力も人間を越えてるから本気で時々人間なのか怪しくなる。

まあ、それはともかく。


「まず、ジェシカの細かい経歴ははっきりしないけど・・・とりあえずあいつの今の状況はなんとなくつかめた」

「ふむ」

「まず、あいつに今の段階で言い寄ってる男はサンデーを含めて6人。他国の留学生のキング・スリザンと同じく留学生のマイク・リズム。あとは、教師のベンツとあいつの幼馴染のフォード・センターと義理の弟のジャン。あとはサンデーを含めた6人だ」

「なんて言うか・・・モテるんだね」


俺の提示した情報に苦笑いのロイン。

うん。気持ちはわかるよ。あんなののどこがいいのだろうか?ってことは。


「細かいのは一杯あるから省略して、現状の一番有力なのは今の6人だ」

「幼馴染と義弟は知らないけど、他は話したことあるね」

「ああ、私もだ」


今のところ、ジェシカの逆ハーレムはこのメンバーが主だったメンバーだ。

まあ、他国の留学生の二人は仕方ないとしても・・・おい、なんで教師をメンバーに入れたんだよ。ややこしいことになるだろ・・・

幼馴染と義理の弟はしらないが、あのジェシカの関係者だから余計なことをしそうで怖いな。


「とりあえず、警戒すべきはジェシカ本人とあとは、サンデーを除いた5人の取巻きだな」

「そうなるね・・・」


疲れたように呟くロイン。

まあ、男を何人も侍らせるとかどんな女帝だよって感じだけど。


「あと、本人の性格なんだが・・・調べた感じでは、あまりいい噂は聞かないな。どれもちょっと人として良いとは思えないエピソードが多かった」

「ああ、僕も軽く調べたけど、そこは確かにそうだね」


ジェシカはヒロインとして様々なことをしてきたらしいが、内容はなんていうか・・・あまりいいものではない。

あいつに婚約者を捕られたって女の子が何人もいるし、何よりあいつ自身が望んでハーレムを作ってる感じがするんだよな・・・

ていうか、婚約者放置して他の女に走るなよ。

ほんとに男って生き物は・・・

まあ、俺も男だけど、俺はエミリー一筋だしな!


「まあ、とりあえず俺たちの大切なものに危害を加えなければいいんだがな」

「そこだよね。他はいいとしても、もしもの時は・・・」


二人でニヤリと笑い会う。


「「大切なもののために戦う!」」


綺麗にハモる声。

そう、俺はエミリー、ロインはマリーナと大切なものを守ると言外にそう言ったのだ。


「まあ、とりあえず他にも情報入ったら教えるよ。ロインはマリーナとの仲を深めてくれ」

「わかった。僕もなるべく情報を集めてマリーナに近付くとしよう。エミリーは・・・」

「もちろん、俺が守る。ただ、もしもの時はエミリーも頼む。俺が側にいないときに襲われたらヤバイからな」

「了解。じゃあ、またね」


そう言って退室していくロイン。


とりあえずの方針は決まった。


まず、取巻きをなんとかするのと、情報を集めつつ、ジェシカとのイベントをスルーする。

そして、エミリーとイチャイチャする!

ここ大事ね!


まあ、なんとしてもエミリーだけは守ってみせる。

恋人として、婚約者として、一人の男として・・・

そう決意し、俺はジークフリードにとあることを頼んだ。

これが凶とでるか吉とでるかはわからないがなにもしないよりはいいだろう。

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