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いつもの私と彼etc.  作者: 代理人涼子
零の私と彼etc.
97/1075

俺にとっての案件

聞いてみたが、

こんなに指摘される・・・。

これは、彼、ユウキの話だが、

私の話にでもある。

分かるけど、分かるけど、

扱いーー。


私は、一人で服を買うときは、

ノーメイクだ。

フェイスマスクを付ける時間が

勿体ないからだ。


【原始人】


開幕からこれだ。

慣れてきたから

ふいたり、

姿勢を崩したりも

(お辞儀や、顔を歪める等々)

しないぞ!


うん、確か、夏場である服屋さんで

半袖の試着をして居たときに

メイクしていたので

フェイスマスクを付けたのだが、

訳が分からず、

顔に貼り付けた。

手でフェイスマスクを押さえながら

試着した。

勿論、試着した服に

メイクが付きませんでした!


【アレはない】


『ですね』


しばらく沈黙。

もう、何もないか。


【味無し野菜炒めよりも、

生焼き玉ネギだな。

直せよ、よく炒めろよ】


いつかの晩か朝に食べた

地獄の食べ物。

噛むたびに辛味と玉ネギ臭が

舌と鼻を襲う恐ろしい食べ物。


【お前の作る食べ物は

当たり外れが激しいのが玉に瑕、

なんだよなぁ】


あー、とソファに深く座り込む。

そんな絵が頭に浮かぶ。

すまぬ。

実はこんな話を聞いて

私がご飯当番時には、一歩引いて

周りのご飯の食いつき具合を見てから

私に憑いて食事。絵が頭に浮かぶ。


泣いて良いですか?

すまぬ。

生焼き玉ネギは気を付ける。

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