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いつもの私と彼etc.  作者: 代理人涼子
6年目の私と仲良しな彼etc.
953/1079

年単位の洗剤は濃縮

はーい。

いつもの、夏の大掃除と墓参りが

始まるよ。

これは、夏の話である。

・・・・。

ホント、毎年毎年、

滞在時間が短くなってる件について。


夏だ。時期早し我が家のお盆だ。

実家の実家で大掃除。


そんなこんなで

私のいつもの夏恒例行事が始まった。

いつも通りに

お茶とおにぎりを購入して

電車で一時間の山間にある

空き家を大掃除するのだが、

私の傍に居るオカルト的存在が

憑いてきてるかを確認する事にした。


【全員、居るぞ】


幽霊組の頭、ユウキが返事をする。

相変わらずの夏の、いつも通りに

安心する私。


【うわ、マジで行くのかい。

うわ、マジで挨拶なん?

特殊過ぎません????】


今年の1月加入の幽霊、ジュンが

緊張性の笑みを浮かべて

軽く震えていた。


【あのな、挨拶に遅れた分だけ

キツいから、な。

こう言うのは早めに行かないと

マジ、辛いぞ】


大真面目な顔になってるユウキが

ジュンに忠告してる。

その、内容が、ほんのり恐怖を誘う。

何があったのだ。

そう思案して、

私に憑いてる他の幽霊達に話を振ろうと

脳内イメージで顔を向けたら

色んな意味で

価値観が軽い真っ白さんも含めて

震えていた。


うん、触れないでおこう。


玄関を開けて一瞬で

今までの大掃除を思い出す。

雑草抜きの苦行がなく、ホント快適だが

空き家には、

ダンゴムシ、ヤスデの乾燥した死骸に

生きた蜘蛛と巣、ヤモリの糞に砂埃がヒドす。

いや、毎年なんだけど、キツいし

マスクが無いと鼻水を出す動作ばかりで

掃除にもならない。



それでも

手順はお決まりなのでテキパキ実行。


箒や掃除機で

死骸などの大きいゴミを片づけて

雑巾がけをする。

その際に何枚もの雑巾を濡らして

拭き掃除に使用する。

大量の砂がついた雑巾は

食器洗剤で念入りに砂埃を洗い落とす。

水だけでは、落ちない砂埃に

苛立つが仕方ない。

3回目すすぎ洗いの水を

玄関に蒔いて汚れを外に出す。


3回目の水でも砂が溶け込んでるが

玄関の雑多な汚れを洗い流すのに

使用しても良いぐらい綺麗だし、

玄関にある大量の砂と

虫の死骸も水で押し出せる事を考慮すれば

問題なし。良し!


の筈。と思考を巡らせる。


何度も雑巾かけして

何度も雑巾を洗剤で洗うが、

手に赤みが帯び始めた。

洗剤アレルギーは、無かったはずだし、

心当たりは・・・あった。

洗剤が原因だ。

年に1回しか来ないため、

洗剤も濃縮されていくので

手が荒れる濃さになるわけだ。

やっばいね。


まぁ、気にしない気にしない。

そんなこんなでも

大きい事が起きてることが発覚する。


掃除してる最中にも

縁側天井に穴が開いてやがるし

天井の薄板が畳に落ちてるし、

悲惨すぎて呆然としますわ。

適切に水分を補給して

他の親戚が来たので掃除を切り上げて

お墓に向かう事にした。


その道中で

親戚との話があったのだが

近隣の遠い親戚が

本当に本当に少なくなったらしい。

正直、この豪華な空き家で

大昔に何かしらの争いがあったらしいし

少なくなった事に

有り難さを感じてしまう心境で

自分にドン引きしたし、

こだわりを詰め込んだこの家は

今は無き祖父が建てた物で調度品も豪華。

それなら、

住居メインの大阪にある住み家を

大改造したら良かったのでは???

先見がなさ過ぎるし

親戚との付き合いだの見栄に

お金をかけるよりも

住居メインにお金をかけるべきだったと

愚痴思考を垂れ流す。


お墓参りも終えて

後は、おにぎりを食べて帰っただけ。


掃除最中に話しかけることもなく

会話は冒頭の行きの時だけであった。

今回、発覚した事。


・こだわりの元豪邸は建てた人、祖父。

・この元豪邸付近に畑も合ったらしい。

(作中割愛)

・遠い親戚が少なくなった。


以上。

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