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いつもの私と彼etc.  作者: 代理人涼子
5年目の私と不可思議な彼etc.
935/1079

 また巡り、咲き誇り、再会口ずさみ

3/30の話です。

桜咲く季節の話、前話の続きです!

これは、前話の続きである。

大阪城へ到着たから桜を見るよ!


さて、いつものコースで

真っ正面の噴水エリアから

階段へ向かい、登って進めば

桜のお出迎え。

家族連れや観光客で賑わっており

コロコロウイルスが流行る前の

桜の名所、大阪城と変わりがなく

落胆したような、安心したような

変な気持ちに成りつつ

炭酸水を飲む。


飲み慣れた炭酸水は、

シュワシュワと口の中で弾けて

喉を通る感覚も良い。


変わらずの桜。

変わらずの名所。

なのだが、歩きたくなってきた。

体力が減ってるから

動き回りたくないのですが、

なんで、歩きたくなるのか

訳が分からないが

気乗りしたので、ドンドン進む事にした。

適当に歩き

人を観察しながら進めば

犬の散歩する人、

スケートボードを道路側に置いて

談笑する家族、

警察と警備員が話してる姿、

何かのコラボしてるらしき看板など

色々と面白い事が多い。


大阪城へ向かおう。と漠然に考え

炭酸水を更に飲む。

汚いがゲップも出てしまい

嫌な気分になり

次からの名所巡りでは

炭酸系を片手に巡らないと誓いを立てる。

・・・・・・・・。

・・・・・・・・・・大阪城?


『ねぇ、誰か、

大阪城へ行きたい人、居るの?』


なんとなくで、

予定を変更したり

急に行きたくなったら

何かの影響を受けてる場合がある。


今回は

・急に大阪城へ行きたい

・背後がそわそわわくわくしてる

・自分の気持ちが冷ややか。


行きたい気持ち、わくわくも無いので

何かの影響を受けてる率が高い。

その、何かの影響は、

私の傍に居る

オカルト的存在達のせいだろう。


【はーーーい!

俺、お城へ行きたいです!】


幽霊組新人ジュンが

勢いある挙手と主張をする。


【いつでも行けるだろうに】


幽霊組頭のユウキは

ジュンへ呆れの言葉を向けると

言葉に勢い良く振り返る

ジュンは残光が見えるほど、勢いだ。


【はぁぁぁぁ????

いつでも行けるけど、

個人で来るの、ハードル高いわ。

警戒しながらで回れませんけどー?】

【ああ、紙装甲に紙耐性だから

一発でも致命だもんな】


あ、そう言うの、ですか。

ジュンのステータスは

攻撃、速さへ極振りして

装甲、耐性に紙の単語が着くほどの

極端ステ振りなので、

あ、察しの話になります。


『じゃ、大阪城まで行くか』


わがままにも、付き合うぞ。

持ちつ持たれつ、

お互いがお互いを利用し合うし

そもそもで、信用は稼ぐべき。

体力を高めるのにも歩くのも良いですし!


【【【【【【おー!】】】】】】


大阪城、花見でテンション上がる

幽霊組、計6名は声を揃える。

声というか、

文字が頭の中で表示される脳内

チャット形式だけど。


【賑やかね】

【そうですね】


私の護り担当の

ホロスコープに宿ってる精

タリス、キラキラが

幽霊組を冷ややかな眼差しで

少し、怖い。

考えながらも歩みを進めていく。


「いろはにほへと、桜散りゆく春よ♪

また巡り、咲き誇り、再会口ずさみ♪

♪色褪せて、また、季節は巡り

美しく儚い花、咲く頃に♪

約束の花が開く頃に♪」


気が付くと私は歌いながら

歩いていた。

無意識に歌うときはよく有ったが

最近は無意識で歌うときが無かった。


気分が上がっていたから

勝手に歌った。訳だ。


うーん。

圧倒的な酔っ払い不審者だ。


【おい、それ、

著作的に大丈夫か?】


あ、歌もこの小説に掲載するから

その辺りの突っ込みね。

ユウキ、そこは分かるよ。


『ちゃんと歌詞を覚えてないので

問題ない』


タイトルは覚えていたので

検索したら

歌詞が全く違ったので問題ない。

替え歌のような物となったので

曲さえ使用しなければ

引っかかりもしない。


【別物だわ。これ】


本来の歌詞を見て

ユウキに断言されて思い所さんが浮上。

誤った歌詞で

覚えてるのってあると思います。

雑談をしながら歩いていると

大阪城の前まで来た。

大阪城の中へ入るために

入場者が列を成してるさまを見て

私は炭酸水を四口ほど飲む。

強烈な炭酸が喉を通り

炭酸ガスが口から出てくるのに

嫌気が出る。


『・・・・水とかの、

NO炭酸にすれば良かった。

なんか、ゲップを気にして削がれる』


【はーい、そう言うの黙れ。

さっきから、そればっかだぞー】


雰囲気を壊してますから

そう言われるの、分かる。


『へぇーい』


スマホを取り出して

周りの人達の邪魔にならないように

位置を取りながら

桜と大阪城が映るように撮影。

暫くは、のんびりと

ちびちび炭酸水を飲みながら

桜を観賞して

観光地ゆえの喧騒を聞き

散りゆくさまを眺める。


『ホント、綺麗』


花びらが散ったり、

未だに開かない蕾へ思いを馳せる。


【なぁ、来年も来れるか?】


ジュンが呟く声にユウキが頷く。

幽霊イツキは無言で桜を眺めて

同種族の双子幼女の菊理菊良は

わちゃわちゃ、はしゃいで走り回る。

タリス達は

ハイテンションの幽霊組へ

未だに冷ややかな眼差しを向けてる。


『基本的には来るよ。

体調不良や、病気などのよっぽどが

なければ、だけど』


そう言う話を振られた事に

驚きつつも回避した。

・・・油断してたら、

言質取られるとか、止めてくれ。


【そうなるわよな】


桜を見ながら

ジュンはどこか残念そうにする。


【涼は

簡単には約束しねぇぞ。

しても、成立させないけどな】


約束とは、オカルト危険行為。

オカルト的存在からの視点では

約束は、契約そのもので

破れば祟られる。

だから、

御稲荷様の使いの方、沖彝様を除く

私の傍に居るオカルト的存在は

条件が重なり履行不可場合、

代替案OKと言うゆるふわは

とっっっっても、珍しい。


【いけずやわー。

そんな過保護にしても意味ないやん。

見返りもないしぃ】


【見返りを望んでどうなる?

つか、意味がないとか、

一番言ったら駄目だ。

なんであれ、理由有っての意味だ】


うーん。綺麗な桜なのに

なんだか、殺伐してるのは

ある意味でいつもの日常。


ジュンとユウキのやり取りを見ながら

ニコニコ笑ってる真っ白さんと

一段と冷え込んだ視線の

タリスとキラキラ。

我関せずと桜を眺める

沖彝様、菊理菊良。

イツキに関しては、

人を眺めてるのか周囲を見てるし

カヤ、スズ、リム、うり助は

何を考えてるか分からない。

その他、分類不可の2名も

楽しそうにしてる。


私はゆっくり家に帰る事にした。

またの日常を送るために

就職活動のためにも

・・・役所とのやり取りの

節税、免税の手続きにも

頭が痛くなるが仕方のない話。

その後、藤の事件が起きるなんて

誰にも知るよしが無い。

・・・・・・・・・・・・・・・・

ホンマ、引き抜いた阿呆に

小さな不幸あれ。

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