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いつもの私と彼etc.  作者: 代理人涼子
零の私と彼etc.
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なぜに私?*

なぜ、私に憑くようになったのか。

これは、バイト先の話。

疑問に思ってしまった。


バイト先だがなぜ、私なのかを考えてみた。


なぜ、ユウキは私に憑いて居るんだろう?

いつから、傍に居る?

一番目のバイト先、活気のある飲食は違う。

あの頃の私はゲームセンターにはまってたし、

何より、携帯がガラパゴスで

パソコンを長時間楽しんでも居た。

思い返しても違う。


『なぜ、私に憑いてるの?』


訳が分からない。

正直に言うと、私はつまらない人間と考えている。

まず、男が苦手だ。

次に物語や歌を作ったり、歌ったりする。

小声で囁くように紡ぎ合わせるのだ。

変な奴でつまらない、

それにオタクとも言える人間だ。

買いもしないゲームの攻略を調べたり

ネタバレもガンガン調べ、キャラグッズは、

買いもしない。

ゲームセンターにはまって居た頃は

耳長うさぎやら、

同社のかわコワ熊を捕りまくり、部屋に飾ってある。

正直、歳が歳なので痛いかも。

さらに、

思考と口が直列して、思った事を口にする。

言動か、本能と理性の割合が極端なのである。

食欲に負けたりもする。

お金のことで考えれば衝動を我慢できるが

欲しいモノが安い場合は衝動に負ける。


こんな欠陥だらけなのだ。

私のようなダメ人間に憑いてて良いのか?


【静かだから】


???

静か、私が静か?

やかましいだろ、表現を、間違えてないか?


【周りに興味が無い。

考えれば、分かる筈の将来がやばいことにも

気づかない。

なんとか、なるだぁ?

あったまもイってんじゃね?】


その通りです。

何度も注意しても、確認してもミスがある。

ソレが私です。


【だが、お前はすぐに忘れる。

それはな、無、いや、一つの事しか出来やしない。

たった一つの事にしか集中が出来ない】


私の心臓に人差し指を指す。

そこには、私が居て彼も居る。

私は、無表情。

彼は、悪人笑顔で鋭い目を細めてる。

横からのアングルの一枚絵だ。


【だから、おまえの頭は静かでイかれてる。

親も何時だったがお前に、

キチガイとも言われてたなぁ】


だから、なんだ?

その辺の下りはどうでもいい。

だいたい、バケツの中でテラリウムをしてただけで

土をこぼした覚えは無い。

その後は掃除機もかけたし、何の問題も無い。

だが、その行為でキチガイと呼ばれたのも確かだ。


【人が違えば、捉え方も違う。

本やテレビが家の中でそんな事しても、

家のルールは違う】


・・・。

確かに、そうだ。

その通りだ。

自己中か、嫌われ者の代表か。

私なら仕方が無いか。


【そう言うこった】


発言が終わると沈黙になる。

でも、聞いたことがある。

愛情の反対は無関心だと、聞いた。

私が、捨てていたものは、なんだろうか。

関心を持たない、

その結果が忘れるという行為なら、

どれだけの無関心で自分を育てたのだろう。

無関心は、どこかに考えがないとも取れる。

私は無関心の中で生きているのか?

分かりもしない。

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