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いつもの私と彼etc.  作者: 代理人涼子
零の私と彼etc.
78/1075

名前

どうしろと?

これは、バイト先の話だ。

とにかくだ、なんでさ。


ダウジングは、

ある程度の長さと重さがあれば

問いかけが可能だ。

まぁ、気になることが有り、

彼に聞いてみようと思ったのだ。


「ユウキ」


声に出して呼んでしまった。

駄目だ。

誰も居ないからいいが、

居たら変な人。

いや、前から電波な私だな。


【もう一回】


私は、すぐに意味が分かった。

言葉を声にする。


「ユ」


気恥ずかしいな、とも

思った。

まぁ、

他のバイトさんに見つかる前に

行動しよう。


「ユウキ」


満足げな笑みを浮かべていた。

そんな笑みだが違う。

口は三日月のように弧を描く。

目元も緩むことなく、

ただ細める。

ソレだけでも怖い。

怖い。

背筋に悪寒が走る。


忘れてた。

彼は幽霊かも知れないだった。

バイト業務に戻るのだが、

昨日の神社もあり

彼は

楽しげに鼻歌でも1曲歌いそうな位に

楽しげだった。

幽霊の名前を呼んではいけないとか

あるのかな?

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