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いつもの私と彼etc.  作者: 代理人涼子
零の私と彼etc.
74/1075

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どうしろと?

これは、バイト先の話だが

彼はどう言う考えで話しかけたんだ。



始まりはいきなりだ。


【死んだら一緒に居るか】


珍しく彼から話しかけてきたが、

内容がヤバイ。

うん、うん。

変だろう。

ここでOKと言えば、殺されるとか?

いやいや、ないよな。

ない・・・分からないな!


『とにかく、保留』


そもそも、

死後の世界なんぞわからないし

彼の言うとおりな、殺伐世界なら

私が詰む。

そんな意地ないし、ミスだってする。

肝心なときに重大なミスをする

足手まといは、いらんだろ。

私、もろ、囮ですね。

嫌な想像しか浮かばないぞ!


【ん】


返事はしなくていい。

しないで。


時間がたち、一時間の休憩に入る。

まだ、考えがまとまらない。

最良の返事をすべきと思うのだが、

どうしたものか。

八方美人な返事とは

如何なものかも知れないが

事が事だけにヤバイ。


私、生きてる。

彼、死んでる?

まぁ、彼、ユウキが

空想のお友達の

可能性はあるから、ね!

・・・・・。

頭の中が空っぽになる。

答えがでない。

だから、


『病死が老衰、殺人などで、

死んだ時に、改めて返事します』


問題の先送り。

これに限る。

死後の世界なんぞ知らん。

だから、死んだ後で考えていいよね。

それしか、ないな!


【わかった】


事が解決。

してないか。

なんか、言葉を選んでないか?

幽霊や神様、その他などに

言質を取らせるなって、

聞いたことがある。

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