彼は何?*
この小説を書く理由。
名前をつける前の話だ。
すなわち、バイト先だ。
暫定幽霊な彼は何だろう?
頭によぎる、少しは知りたい。
悪霊か、地縛霊とか、分類を知りたい!!
なんか、彼が変な顔になる。
どこぞのキャラが
苦手な食べ物を見た顔とそっくりだ。
【・・・・・】
おーい。
聞こえてる?
だいたい、心の声は聞こえてることが多いよね?
そもそも何霊かを知りたいだけだ。
それに、してはまずい事を
何度かしてるモノの私に害らしいモノは
心当たりが無い。
私のキャラに守護する悪霊とかが居たなと思い出す。
何かの可能性を持つ主人公を守るで、
自身も魂から消滅したのに何故か存在している?と
思いながらも周りを自分の存在を誤魔化して
守ると言う内容もあったなと。
彼にソレがないが、クズだし。
【この、親切な俺が、悪霊か?】
青筋が浮き出てる気がする。
一時は、助けてくれましたね。
今、思い出した。
だって、私ののミスで笑うヒトだし、
その印象は根強いよ?
【・・・・・お前。
俺の親切を忘れてた、と言うだろ?】
『そうとも言う』
そもそも、家に帰るとだいたいは忘れるし、
その忘れるというのはそっちも知ってるだろうに。
ネタが浮かんだも、忘れるのは良くは無いけどさ。
色情霊はは無い。
後は、何だ、浮かばない。
【・・・・・】
私と彼。
目を開け、仕事をしながら想像する。
想像の中は暗く、彼は苛立っていた。
彼は私の隣に居る?
居ない。
『私の隣に居ない?』
はて、はて、ん?
たまにだが、肩や背中が軽くなるときがある。
確か、魂は0.?と重さがあるを思い出した。
とあるネットの噂で実際に
どこぞの国が調べた。と聞いた。
死にかけの誰かを
ベットのような広々とした体重計に乗せて調べた。
だとすると、
『背後霊?
ただの無害な背後霊?』
【その通り】
ソファでくつろぎ、
見上げ、彼は長々とため息をつく。
知られたくなかったらしい。
多分だが。
『小説にしてもいい?』
頭に浮かんだのはなんだかんだで
優しく、頼れるお兄さん風の彼を思った。
一瞬で背中が軽くなる。
やばい。
話のネタが逃げた。
盛りすぎたんだ。
性格に装飾を盛りすぎたんだ!
『戻ってきてください』
良く、忘れるから彼の事を記念に書きたい!
なろうで上位とか望まないから投稿したいな!
この感情、
楽しいが無くなる前に表現したい。
【載せるなら、受けのよさげなモノな】
ギャップですね!
イケる。
下げて上げる、これに尽きるか!
『任せろ!』
と、安請け合いしてしまったわけです。
少しは後悔してる。
願掛けをしよう。
彼が善良な背後霊で有り続ける!
名前を付けた。
不特定多数に彼を教えてる。
他に、力が増しそうなのはなんかありました?